Rocking, Reading, Screaming Bunny
Rocking, Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?


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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)

*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
 9年続いたサイトの母体は消しました。この日記はサーバーと永久契約しているので残しますが、読むに足らない内容はいくらか削除しました。


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2003年05月22日(木)  You wore a shirt of violent green. I never understood.

今日のジムのお伴MDはR.E.M.。"Monster"のピーター・バックのギターの痺れること!

誰が何と言っても"Monster"は最高。R.E.M.の"Monster"やレッチリの"By The Way"といったアルバムをキャッチー呼ばわりする奴が結構いるが、アホか! 難解とヘタクソの区別もつかないくせにと言いたい。

そしてそういう輩は、実はレッチリやR.E.M.の昔からのリスナーに多かったりする。これはファンとしては一番タチの悪いタイプで、ミュージシャンが自分の持っているお馴染のイメージから外れていくとケチをつけるのだ。こういうファンはバンドの成長を妨げる。アクのある曲作りのうちは自分だけが理解出来る気でいられるが、一般にも認められるわかりやすいメロを出してくるや否や「俗に堕した」と馬鹿にする。

結局のところ偉大なものは(全てではないが)俗人の眼をも開き感性を打ち負かす。ただそれだけのことだ。それに、バンド自体がひとりよがりの時期や試行錯誤を経て辿り着いたメロ、それがただのキャッチーと異なることも聴き取れないのが情けない。
難解を気取るのは簡単なのだ。長年ハードな音やとっつきの悪い音を出してきたバンドがわかりやすいメロディを作るのは、勇気を必要とする。逆に言えばよほどその曲に自信があるということだ。

もちろん単にウケ狙いに走っただけという例もあるだろう。だが"Monster"の目もくらむばかりのギラギラしたディストーションの厚化粧、ロートレックのキャバレーを吹っ飛ばすような騒がしい音の中、大向こうを相手に睨み倒すようなマイケル・スタイプのボーカル。このぞくぞくするほどの良さを理解しないとは。

大体、「俗」が怖くてロックなんか出来るかっての!!



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