Rocking, Reading, Screaming Bunny
Rocking, Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?


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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)

*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
 9年続いたサイトの母体は消しました。この日記はサーバーと永久契約しているので残しますが、読むに足らない内容はいくらか削除しました。


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2003年05月17日(土)  The moment of truth is right at hand.

やっぱりガースだよなあ、このかっこ良さの決め手は。

リヴォンの正確無比な男臭いドラム。硬くて硬くて、なのに色っぽいロビーのギター。ライヴであることを無視するかのようにきちんきちんと出してくるリチャードのピアノの音上に、これでもかとばかりに元の旋律を崩してくるリックのボーカルと、一方ピアノに寄りそうように渋く響くベース。そしてガースのキーボードときたら、鍵盤に限定された楽器を弾いているとはとても思えない、自由気儘にのたうちまわる音。指先からほとばしる彼のパッションが、そのまま聴こえてくる。

鳥のように歌ったリックも、陶器のように美しい音を届けてくれたリチャードも、今はもういない。燦然ときらめく宝石だけが、ころんとそこに残っている。

微熱が出たままザ・バンドのラスト・ワルツを見つつ。"Stage Fright"の演奏はいつ見ても泣けるね。



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