2004年09月24日(金) |
最後の夜+++2+++ |
ただ、アタシはひたすら歩いた。
無心に・・。
結局、その夜は友だちのリョウジに迎えにきてもらった。
友だちと二人で飲んでたみたいで、
すんごく悪い事したなぁ。
ありがとぅ。
車中、後ろの席で、ボーッと外の景色を見てて
涙は
くやしいくらいに出なかった。
ただ、もうぼーっと・・。
前の席では酔っ払い二人が大声で歌ってた。
「あの日ふたりは出会い同じ季節を歩く 春夏秋冬 どれも思い出すたびに思う ふたりで歩いた坂道や やたら狭い道 どれもこれも思い出は濃ゆすぎてならない」
「今日も君を後悔と共に思いながら」
「置いてきた思い出はふたりでやさしく包んで いつかまた会ったなら 互いに理想な人に 振り向きもしないまま去って行く君の背中を 冷たい陽が射すよ」
「外の風景はなぜか色褪せて見える」
「今さら何を書いてるの?無理なのに 自分が出した答えだったのに あのまま一緒なら今頃はふたりで どこで何をしながら思い出を飾ってるの?」
HYの「てがみ」
今にも涙がでてきそうだった・・。
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