けろよんの日記
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2004年11月04日(木) 横目で見ながら


 木曜日〜。テレビの日〜と思っていたら、
夫が割と早めの帰宅。シーズンは終っているので
チャンネル確保は容易いはずだが、夫が
ちょっとCMに入るとやたらにチャンネルを変える。
見たい番組があるときはハラハラするし、見たい番組がない時でも
流れている番組に気が入りかけた瞬間番組を変えられると頭にくる。
先にテレビ欄みてからチャンネルまわさんかーい!
といつも怒鳴りたくなる。
非常に頭にくるのだが、これってどこでも男子の常なんでしょうか?

結局、「黒革の手帳」は用事をしながら横目で、「大奥」は
早く寝なさいという言葉に追いかけられて中断。
夫のずるいところはそうやってこなみをワタシに寝かしつけさせておいて
自分はビール飲みながら深夜番組を見ているというあたり。
(いや、洗濯機まわして洗濯物干したりなんかもしてくれるんですけどねー。)
仕事で疲れているんだからストレスも発散せなあかんわなと思いつつ
そういつもいつもだとこちらだって添い寝爆睡じゃなくて、しなきゃいけないことだってあるんだよ〜と思う。

思えば添寝添乳で寝かしつけという方策を最初に採用してしまったのが
間違いだったのよね。夫の頭の中には寝かしつけ=ままという図式が
きっちり彫り刻まれておるのです。
今のこなみさんはほぼ卒乳間近。
部屋を暗くして添寝、「せなかがりがり」してあげると寝るのよ〜。

しかーし、何も書かずには終れないので一言。
「黒革の手帳」
テンポの速さが裏目に出たか?何かあっさりしていてものたりん。
米倉ママの釈追い落とし結果が釈の追求によって判明するが、
その追求の甘さといい、取っ組み合いといい迫力がなー。
やっぱ学芸会レベルだわ。
ってことは米倉の演技は常に相手役によって引き出されているということか。
胸を借りてるってことね。しかし、これも大事なワンステップ。(えらそーに)
異彩を放っていたのが室井滋。一瞬の間に表情が二転三転し、女心の複雑さを表現。第三者として画面を見ているけろよんにも何を考えているのか解らなかった。
さて来週で4回目折り返し。原作のラスト「だけ」見ちゃったので結末を
見るのが怖かったりする。小心物〜。

「大奥〜第1章〜」
前回の大奥では時代考証無視でかなり見ているのが
辛かったのだが、今回はきちんと資料をご覧になったのか、
史実やそれを元にした小説などからあまり逸脱したところがなく、
更に新解釈で安定したストーリー展開。その分つまんねーと思う人が
いるかもしんないけど。
(その割に「フィクションです」と書ききっているところがご愛嬌。)
家光君が男色に走ったり、春日様が尼僧の慶光院様に拘ったりする理由が
わりと丁寧に描かれていてしかも説得力もある。つまりそれらしい。
今後は慶光院様により女色に開眼した家光さまを巡る女の戦いが
どうなるところに注目。


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