けろよんの日記
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2004年11月03日(水) 吹奏楽の日もとい文化の日

 文化の日であることを1日過ぎるまで全く気づかなかった。
単なる週中の休息日といった次第。

働く母の会の会員さんと手持ちの蔵書(マンガ)を交換、貸借した。
(注:マンガも立派な文化です。)
「のだめカンタービレ」
吹奏楽歴11年のワタクシにはものすごーくツボな音楽話。
作者本人の音楽歴は不明だが丹念に取材してあるらしく、
音楽畑の雰囲気がものすごーくよく伝わってくる。
尚且つ、ディテールを生かしたギャグにはもう、、、。(絶句)
久々に音楽聴きたいなーと思う。

さて午後からは大学時代の友人ちへ。
(この人も最近働く母の会にひっぱりこんだ。)
七五三グッズを借りに行ったのである。
ここんちは夫妻とも大学の倶楽部仲間である。
が、途中で頭痛・嘔吐など気分が悪くなってしまい帰宅。

夜、所さんの番組で「吹奏楽の旅」というのを見る。

吹奏楽コンクールは野球同様新聞社主催である。
その頂点までの過酷さは野球にひけを取らない。
吹奏楽部員は汗と涙と唾液にまみれ、酷暑でも極寒でもひたすら
楽器を吹きつづける。指揮者の罵倒、音楽観の違いによる仲間割れ、
「どこが音“楽”やねえん。いっこもおもろないわー」と
心の中でシャウトすることが多い。
ところが、ステージでの一瞬の高揚にまんまと騙されて活動を続けてしまう。
青春の要素てんこもりである。

と、上記のようなことが見事に番組の中に盛込まれておった。
番組中の淀川工業高校の丸谷先生という方は我々が現役の頃既に名物先生で
名声を確立していた。しかし、練習方法やオーディションのシステムなど、
今回始めて知った部分が多い。喰えぬたぬき爺という感じだ。
この先生について3年みっちり仕込んでもらえば何処の企業に行っても
通用するだろうなと思う。
(ちなみに、大学時代の友人がここで教鞭をとっており、丸谷先生と共に
 吹奏楽部の指導を行っている。めっちゃイケメンでいい人なのでもっと
 映して欲しかったな〜と思う。)
 全国大会の様子も放送され、ほんの一瞬だけ夫の母校も映った。
夫は実は名門出身(吹奏楽の)なのである。淀高とはまた別のタイプの
指揮者を擁し、また違ったタイプの音楽を奏でる。
定員50名の制限のところわずか35人で出場しているとのこと。
メンバーを選抜する余裕なしでこれだけのこと(全国大会出場)が出来る。
目からウロコ。これもやはり指揮者の力量というものであろう。

振り返ると吹奏楽の日、もとい文化の日であった。




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