けろよんの日記
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こなみ遠足のためお弁当グッズを買いに近所のスーパーへ。 と、雑誌コーナーにまんまとこなみが引っかかる。 何故あのような棚、地面ギリギリの所にまで本を置いているのだと 常々疑問に思っていたが、きっと幼児の目線を引くために違いないと断言する。
ででで、こなみが「せえらぁむーん」とか言ってる間に 婦人公論を手に取る。定期購読はしていないが、ときどき センセーショナルなタイトルにコンビニなどでつい手を伸ばしてしまう。 今回は酒井順子「負け犬の遠吠え」が婦人公論の文芸賞を受賞したらしい。
これは今年の年初頃より世間的にも働く母達の間でも自分的にも ひじょーに話題沸騰だった本でウチウチであーでもない、こーでもないと 論じ合った思い出ふかーい本。とりあえず自分の中では完結してあんので ふーん。といった意味合いが強いのだが、 選者のメンツとそのコメントはかなり興味深いものがあった。 渡辺淳一氏、俵万智氏、林真理子氏、と後ごめん忘れた。 渡辺センセと俵さんのコメントはそれぞれうんうんと思わされる評だったの だが、林さんの分がどうも????なんかちゃう、、、。
そもそも負け犬の定義@林さんがちゃうでと思うのはワタシだけ? なんかこう勝ち犬のイヤ汁が垂れまくってるような雰囲気で、、、。 更に、「このような権威的な賞にゲリラ的な文章で、、、」などといい、 ホントはあげたくないんだけど他の人がこれがいいっていうからなあ というニュアンスすら感じさせる。 この辺りは「権威筋である!(断定)」と胸をぐおおおおぉと張りすぎて 弓みたいに反り返ったイメージすら浮かぶ。
#仲悪いのか酒井順子と。いや相性は悪そうだけど。 #林真理子が一方的に酒井順子に観察・分析されまくりって感じ。 #平成の清少納言というタイトルも林真理子欲しそうだし。
そのなんちゅうか、自分で自分を観察し自虐的な迄に分析、 自分の現在の立位置を判断したような所が好きだったんだけど。 どうなんだろ。 単なる権威筋のおばちゃんになっちゃったらいややなぁ、、、と思う。
『負け犬の遠吠え』AERA 9/20号 日本史上初めて「結婚も子産みもさして必要としない女」という 社会階層が出現した記録として、後世に伝わる一級資料である”(現代の肖像より)
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