「Library L」雑記帳
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2006年07月20日(木) |
論文は惨敗っぽいです(泣) |
16日、17日に論文試験があったんですが・・・ 刑法で取り返しのつかない大失敗してしまって、十中八九ダメだと思います。しょぼーん。 一科目でも大きな失敗すると、他でどんなにいい答案を書いてもまずダメなんですよね。実に厳しい試験です。 これはもう完全に自分の力不足ですから、仕方ないです。また一年頑張ります、はい。
この前の日記で書いたラルクパロディ法廷小説は、時間を見つけてぼちぼち書き始めてます。 若干推理小説の要素が入ってて今までになく長いお話になりそうなので、 ある程度まで書けたら簡単なHPを作って公開しようかと思ってます。 ただ、裏的な要素(しかも結構いばらなカップリング/笑)ももれなくついてくるため、パスワード制にするつもりです。 けんちゃんを主人公にしてのお話なら、やっぱり色っぽい話の一つもないと、書いてて面白くないので(笑) で、この前書いたとおり、今回の小説の裏テーマは「けんちゃんがもしもあの時てつの誘いを断ってたら」です。 「けんちゃんがラルクに入ってなかったら、ラルクはあそこで終わってたかも知れない」とは、 確か初期の頃の雑誌インタでてつが言ってた言葉だったと記憶してますが(もしかしたらハイドだったかも?)、 あの1992年の夏、けんちゃんがてつの誘いを断り、そのまま大手ゼネコンに就職した結果、 ラルクの活動は徐々に行き詰まりを見せ、結局メジャーデビューに至ることなく解散を迎え・・・ その後てつは音楽事務所を設立してその社長に納まり、ハイドはうだつのあがらないバーテンになり、 10年経ってハイドの逮捕をきっかけにけんちゃんとてつが再会する、そこから物語が始まるわけです。 ちらっと種明かしをしてしまいますと、このお話の決めは何と言っても、最後の方に出てくるけんちゃんとてつのこの会話。
「目も眩むような光と音の洪水の中、真っ白な羽根が雪のように降り注ぐステージの上で、俺はベースを弾いてるんや。 演ってるのは、今まで聴いたこともない・・・でもすごく綺麗な、荘厳なメロディで、 マイクスタンドに向かって力強く歌うハイドの後ろ姿が白く霞んで・・・ で、ふと左の方に視線を移すと、けんちゃんがギターを弾いてるんよ。」 「え・・・?」 思わず絶句した俺に、てつは儚げな微笑を見せて、「その曲な、けんちゃんが作曲したヤツなんやわ。」と続けた。 「で、会場を埋め尽くしたファンの歓声を聞きながらステージを後にして・・・そこで俺がけんちゃんを振り返ってこう言うんよ。 『なあ、けんちゃん、やっぱり俺の言うた通り、ミュージシャンになっといて良かったやろ?』って。」 「・・・・・・」 「それはすごくリアルな夢で・・・ほんまは俺が現実だと思ってる方が夢で、こっちの方が・・・ けんちゃんやハイドと一緒に音楽をやってる俺の方が、実は本物の俺なんやないかって錯覚してしまうほどで・・・・・・」
まあ、この台詞に辿り着くまでにどんな展開があるかは、出来上がってからのお楽しみということでどうかひとつ。 あ、ちなみにハイドは、「土井八郎」と「宝井秀人」の一人二役で出てきます・・・って、意味不明?(笑) 一番おいしい役どころなのはゆっきーかな。けんちゃんとゆっきーの人物造形は、割と力を入れてるので。 岸田秀氏の著作「性的唯幻論序説」や、上野千鶴子氏の対談集「性愛論」辺りのエッセンスも取り入れるつもりですので、 そのテの話があまり好きでない方は素通りしていただければ幸いです。
ではでは。また。
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