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初代管理者(AYA)
(沖縄県出身。 愛知県在住の医療従事者。 祖母は沖縄に伝わるユタ。)

【現在の管理者  杏珠】
AYAの直接の恩師

現在までに数え切れない程の様々な人の人生を良き流れに導いてきた霊能者。       

初代管理者の結婚・引退に伴い、その志を受け継いだ。
今までに鑑定した現代社会における悩み、霊的な相談等を
通し学んできた「気付き」を皆様へ心を込めて書き記した日記。             


2004年08月12日(木) 今の時期の意味・・戦争を知る意味


先日の日記への感想として、
何人もの方から、様々なお言葉を頂いております。

相談者の方々や
AYAダイアリーを好意的に受け止めていらっしゃる方から、
心温まるお言葉を頂きました。
それぞれの方が、色んな意味で、深く考えて下さっており、
私には、大きな励みとなり、慰めとなっています。

この場をお借りし、心から感謝、申し上げます。
本当に、ありがとうございました。

今日は、
何人かの方々から寄せられたお言葉をみなさんに、ご紹介したいのです。
AYA宝箱に全文が掲載されていますが、ここでは一部のみ抜粋致します。

ただ、その前に、
先日、申し上げたお盆について、もう少し詳細にお話し致します。

明日から、お盆です。
それぞれのご家庭では、御先祖様をお迎えします。

日本の古くからの言い伝えによれば、
位の高い方々は、7月13日がお盆で、
一般庶民は、時期がそれより遅れて執り行う事が多かった・・
と、先日、お伝え致しました。

でも、どうして、
8月13日〜8月15日が、習慣として定着したのでしょう?
どうしてだと思いますか?
どうして、
沖縄だけは、旧暦の8月15日(今年は8月30日)が
お盆として、習慣化されたのでしょう?


実は、日本のお盆が、
全ての人、全ての家庭で定着したのは、戦後になってからです。

皆さんもご存知の通り、8月15日は、終戦日です。

この意味が、わかりますか?
戦争では、多くの方が、悲惨な死を遂げました。
どこの家庭でも、愛する家族を失いました。
死んだ人がいない家庭は、ありませんでした。
全ての人が、愛する人を失いました。
何時、亡くなったのか・・どこで亡くなったのか・・それもわかりません。

国民全体が、この日を命日とした・・私には、そう思えてなりません。

沖縄だけは、旧暦にてお盆を執り行います。
それは、何故か・・・
沖縄にとっての終戦は、もっと、ずっと後だったからです。

本土が終戦を迎えている時、沖縄の人は、敵に囲まれていました。
海には、アメリカ兵・・山には、日本兵・・
日本兵に、スパイと言われ、取り調べもなしに、その場で殺された人・・
日本兵からの命令で、強制的に自決させられた人・・・
全て、終戦後に起りました。
沖縄だけ、お盆が遅いのは、そういう意味があるからです。


では、何故、この時期に障り(霊障)が多いのか・・・?

この時期に、亡くなられた方は、
幾つもの未練・・
家族に一目逢いたい・・・愛する人の側に行きたい・・
死にたくない・・・生きたい・・・生きていたい・・・
多くの人が『生』に対する多くの未練、執着を抱えたまま旅立ったのです。

今の時期は、その方々からメッセージが送られるのです。
戦争とは、何か・・それを知ろうともせず、
最も、悪しき考えや悪しき思いに囚われている人に対し、障りを起こす・・

自己中心的に生き、人を罵り、蹴落とし、人に痛みを与える・・
戦争をも、引き起こしそうな悪に染まった考え・・悪業・・
必ず、当たり前に、障りを受ける・・・

何故、私が一生懸命に、こんなに難しいお話をするのか・・
ご理解頂けましたでしょうか・・

みなさんがご理解して下さったと信じ、
これから、お二人の相談者の方からのお言葉をご紹介致します。


『私の心を時々曇らせるもの、
 それは人と自分とを比べて優劣をつけたがる癖だとわかりました。

 自分はあの人と比べてこういう点は優れているけど、
 ああいう点では負けているとか、
 親しい友達との間でも常にそんな気持ちを持って接していました。
 以前はそんな考えが浮かぶことをおかしいとも思わず、
 勝ってるとか負けてるとかいう自分の判断に支配されていました。
 でも、そんな勝ち負けや優劣をつける考えを持ち続けている限り、
 自分は本当に変わることは出来ないとやっと気付きました。
 自分も他人も 
 公平に、ありのままを受け止めて認める心を持ち続けたいです。

 傲慢にならず卑屈にならず。
 先日、日記で紹介されていた言葉、「人にランクをつけたくない」、
 私も同感です。
 日本に住んでいる私は実際に大きな戦争には巻き込まれてないものの、
 自分の心の中で、小さな戦争をしていたのだと思います。
 それが人をうらやましいと思う気持ちや嫉妬に繋がり、
 幸せを遠ざけていたと思います。
 これからは心の中で戦争をしないように、
 公平で、平和な心を育てていきたいと思います。    』

戦争・・・という事から、
この方は、ご自分の心に何が必要かに気がついた・・と仰っています。
戦争を別世界の事だと考えず、自分の問題として捉えて下さったのです。
心の平和・・・大きな気づきとなった、と仰っています。

そして、次にご紹介する方は・・・

『先日の日記、とても胸が締め付けられました。
 私がどこまで本当の意味で理解できているのか判りませんが、
 どうしてこんなにも伝わらない?
 どうしてこんなにも思いがすれ違ってしまうの?と、
 絶望に近いような気持ちでした。
  (省略) 
 でも確かに、 その人に特別な悪意があるというわけではないことも、
 私も理屈上は分かる気がします。
 でも悔しいし、悲しいです。
 この腑に落ちない気持ちはどうしていったら良いのでしょうか?
 答えって、本当にあるのでしょうか?
 あるとしたらご神仏は一体、どんな答えをお持ちなのでしょうか?
 ・・・本当に難しい投げかけですね。
  (省略)
 とにかく冷静に考えるよう努めて、
 自分が、無理せず、出来る限りのことをしたら、
 あとは、お任せして待つ。
 私がするべき事、出来る事には、決して、手を抜かない。
 
 毎日御念珠が目に入ったり、
 夜満天の星空や天の川を眺めたりする度、言い聞かせています。
 この思いをもっと当たり前に、 
 常に、備えていられる自分になりたいです。』

戦争・・・という事から、この方は、
人、それぞれの受け取り方の違いに、心を痛め、真に生きるとは?と考え、
「答えはあるの・・?」と深く考えながらも、
とにかく、
無理せず、できる限りの事をして、後は、お任せして、待つ・・・
と仰っています。

お二人とも、御念珠を身につけ、ご祈祷をされている相談者の方です。
今の貴方と同じように、真の幸せを望んでいます。
誰も、お二人のお考えに反論する事はできないでしょう。

お二人の方のお言葉の通りです。
私も、本当に、その通りだと思います。

ただ、先日も申し上げましたが、
「戦争?・・嫌、聴きたくない・・、益々暗くなってしまう・・」
と、仰る方々のご意見も、否定する事はできません。
何故なら、
この方々は、六明師と出逢う前の過去の私の姿だからです。
この方々は、私の鏡です。

私の周りの方々、全ての方は、私の鏡です。
良い面も、悪い面も、視せてくれます。

勿論、これは、私だけではありません。
貴方の周りにいる方は、貴方の鏡です。

鏡は、色々なものを映します。
鏡は、常に真実の姿を映します。

鏡に物を映すと、左右、正反対に、映ります。

貴方の今、苦手としている人・・
貴方が今、最も憎んでいる人・・

貴方が嫌だと思う相手は、常に、貴方の鏡なのです。

誰もが、ひたすらに幸せを願い、生きています。
人は、様々な出逢いを通して、
愛し、楽しみ、悩み、苦しみ、憎み、恨み・・・
様々な毎日の選択の中、自分で考え、決断し、
その因果関係に、喜び、悩み、そして、死んでいきます。

全ての人は、幸せになる為に、生まれたのです。
何が、悪いのか・・何が足りないのか・・
それを知る為に、今の時期は存在しているのです。

貴方は、知らなければなりません。
故人が残した、
過去の幾つもの過ちから、善なる事を学ばなければなりません。

それを貴方が放棄すれば、
いつでも「魔」は貴方を狙い、貴方に近づきます。
貴方は、確実に、今より、困難な状況を迎えるでしょう。

私は、貴方に幸せになって欲しいのです。
貴方に真に幸せを掴む為の道がある事を知って欲しいのです。


戦争・・とは何か、
それを知る事は、貴方の将来の幸せに繋がる事なのです。
もっと、もっと、もっと、深く知って下さい。

一度、話を聴いたから、終わりではありません。
百人いれば、百人とも、戦争で受けた苦しみは違います。
千人いれば、千人とも、戦争で受けた悲しみは違います。

どうか、
毎年、毎年、聴いて下さい。
貴方が死ぬまで、忘れない為に、
貴方の幸せの為に、
貴方の家族の幸せの為に、貴方の愛するあの人の為に、

貴方が、戦争を知る事が、貴方の愛する人の幸せに繋がるのです。

全ての人が、深く、深く捉え、己の学びへと繋がりますように、
心から願い、心から祈ります。
心を込めて。


         
           −AYA−


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