2004年08月06日(金) |
今日のこの日に・・祈る事。 |
59年前の今日、 1945年、午前8時15分、広島に原子爆弾が投下。 全世界は、 初めて、その恐怖と、言葉では表現できない、地獄を体験。 数々の終わらない、悲しみ・・ 数々の底の無い、苦しみ・・・ 地獄・・生きている者が味わった地獄・・
戦争を知らない世代に育った私には、 それを、 どう表現すればいいのか、どうお伝えすればいいのか・・わかりません。
ただ、ユタの私が投げかけてくる映像を ただ、ただ、心からの恐怖と悲しみで視つめているだけです。
今こうして、みなさんにお伝えしている、私の心は叫び、泣いています。 こういう日は、どうする事もできない・・・
ユタの私からの声を聴かないようにする事は、簡単です。 けれど、私は、あえて、その声に耳を傾けます。
決して、忘れてはならない・・・
戦争の悲惨さ・・その恐怖・・繰り返される悲劇・・ どうしても、知らなければならない事実・・ 人間の持つ、悪・・・ 絶対に、絶対に、誰もが、忘れてはならない、過去・・
貴方は、聴いた事がありますか? おばぁちゃんやおじぃちゃんから、その話を聴いた事がありますか? 生きた体験を語られる方々は、今、その生涯を閉じようとしています。
今、全世界は、核戦争の7分前・・だそうです。
核戦争、7分前・・と発表した、そのニュース番組は、 核の闇取引が行なわれている・・という事実を 緻密な取材によって突き止めた・・と放送していました。
お金が欲しい国が、「核」という秘密文書、その知識を売る・・ お金を持つ国は、お金を出し、「核」という悪と恐怖を買う・・・ それぞれの国が、お金を使い、「核」にて、自分の身を守る・・・ 全てが、お金と、我が身の保身の為だけに、流れています。
私は、難しい、頭の痛い、お説教をしているのではありません。 現実の貴方の生活、貴方の幸せについて、お話しているのです。
先ごろ、 2003年時での日本における、平均寿命と死因が発表されました。 平均寿命 女性・・・85.33歳 世界第一位 男性・・・78.36歳 世界第三位
男性死亡者の死因第一位は、自殺・・経済問題を苦にしての自殺・・
「核」の闇市も、自殺者の理由も、私には、同じに思えるのです。 誰もが、現世利益だけを追い求めている・・ お金さえあれば、必ず幸せになれる・・・ お金があれば、自分を大切に守れる・・ 神様、仏様を信じたって、何も変わらない・・そう思っている・・
「神様、仏様、視えない世界、それはあるかもしれない・・ だけど、それを信じても何も変わらない・・ 相変わらず、生活は苦しいじゃないか・・ 信仰しているんだから、もっとお金に苦労しない生活ができるはずだ・・ もっと、楽な、誰もが羨むような生活がしたい・・ 望みは、人よりも、幸せになる事・・・ 簡単な事・・幸せは、まず、お金さえ入ればいい・・ お金があれば、美容整形して、ブランドのバックや服を着て、 もっと、いい家に住み、学校にだって通える・・・ 英語だって、ピアノだって習える・・ セレブの仲間入りだってできる・・ お金さえあれば、必ず、あの人は、私に優しくしてくれる・・ もっと、綺麗になれれば・・もっとお金があれば・・」
貴方も、そうお考えですか? 過去の私も、そう考えていました。 全く、その通りですね。 日常の、現実の世界では、理想を語ってもしょうがない・・ 生活をする為には、どうしてもお金が必要・・
「我が身を安定できる環境に置く事ができなくて、 なんで、人の幸せなんて、考えられる? 自分の頭のハエも追えないくせに、なんで、他のハエを気にする・・ それこそ、バカじゃん・・ いい加減な、偽善者だよ・・ それこそ、うわべだけの良い子のふりだよ・・ そんなに偉そうに言うのなら、 あんた、無料で全ての人の幸せを願えよ!」
貴方は、そう思いますか? そのご意見はもっともです。私は、何の反論の余地もありません。 貴方の仰るとおりです。
戦争・・というのは、 突き詰めて考えていけば、末端の人々の考え方によるのだと思います。 決して、 上のご意見を持つ・・その方々が悪意に満ちている人々だとは思いません。
日記を移転して・・今、実際に感じている、 ユタの私が感じる、現在の訪問者の方々からのお気持ち、ご意見・・ そのお気持ち、ご意見が間違っているとは、決して、思いません。
この世の中は、いつでも生きずらい世界です。 悩みは尽きる事が無く、苦しみは何度も、何度も繰り返されます。
けれど、私達は、 アイロンを教える為に、少しだけ触らせてあげる様に、 全ての人間も、 戦争という恐怖を、身に沁みて、知ることができるように、 もう一度、それを繰り返さなければならないのでしょうか・・
もう一度、同じ過ちを繰り返して、学ばなければならないのでしょうか。 又、苦しみや悲しみ・・ あの地獄を、生きているうちに、体験しなければならないのでしょうか・・
表面の私は、その大きな苦しみをもたらす絵・・ それを視せてくれる、ユタの私に果てしなく、感謝しています。 全ての人が、視る事ができればいいのに・・・ 全ての人が体験できればいいのに・・
そう思いながらも、逆に、 嫌、絶対に見せたくない・・絶対に体験させたくない・・ あんな幼い子に・・ あんな、かわいいあの子に、誰がそれを視せれるもんか・・・ 絶対に、実体験として、それを見せてはならない・・・
私の話は、ウザイですか? 私の話は、ウットウシイですか?
本当に、ごめんなさい。 今日の私は、ユタの私をほんの少しだけ開放している為に、 様々な事を敏感に感じ、文章は、もう滅茶苦茶ですね。
私は、 貴方を責めているのでもなく、貴方を否定しているのでもありません。
私は、誰の心の中にも、 善の世界にいる、光に包まれた、もう一人の貴方がいると、信じています。
先日、相談者の方から、寄せられた言葉です。
『私はただの俗な人間で 人一倍苦労している人間ではありません。 人一倍努力している人間でもありません。 人に埋もれたら分からなくなるちっぽけな人間です。 失敗もたくさんし、汚い心もたくさん持った人間です。 人と違う人間ではありません。 人と一緒の人間なんです。
・・・私は嫌です、傲慢になることだけは。 絶対に絶対に嫌です。 傲慢になりやすいからこそ そこには厳しく行きたいのです。 人にランクをつけたくないのです。 ランクをつけようとする自分が見え隠れしているから。』
全ての人が、彼女のように、自分の事を視る事ができたのなら、 決して、戦争など起らない・・ 全ての人が、自分も、隣に座っているあの人も、同じ・・だと 心から思えたら、
心から、人の幸せを・・自分の幸せと、同じように、 受け取れる事ができたなら・・そう、思えたら・・ 絶対に、戦争も、悲惨な事件も、起きない・・・
誰が、上でも、下でも無く・・全ての人は、同じ・・・ ランクなど無く、全ては、同じ人間・・・
悪も、善も、備えた、同じ人間・・ 多くの苦も、多くの喜びも、備えている、同じ人間・・・
私は、いつでも、願い、祈る・・・私には、それしかできない、 それしか、できない人間です。 あの人に、もっと、多くの幸が訪れますように・・ 貴方が、真理、真実を知ることができますように・・
貴方に、抱えきれないほどの幸が訪れますように・・ そして、二度と・・ 同じ間違いが繰り返される事がありませんように・・
自他諸共に・・全ての人が、善なる道を歩めますように・・ 心から、願い、心から、祈ります。 今日のこの日に、心から祈ります。
−AYA−
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