|
■暗い宿 |
■ 2004年09月26日(日) |
|
暗い宿/有栖川有栖/角川文庫
なんとなく読む本がなかったので作家アリスでも。 近作は短編集。4つの宿泊施設にちなんだお話。 全体的な感想としては「あ〜、ふ〜ん」(なんだそりゃ)。 なんか、まぁ可もなく不可もなくってところかなぁ。いつもどおり楽しめました。
そもそも、推理小説で、探偵より早く謎を解いてやるぞと意気込むことのない私は、トリックや意外性などはあってもなくてもどっちでもいいのが本音。 物語として面白ければ良し、意外性はないよりあったほうがなお良し。 火村の人間性に興味のある私は、いつもどおりの火村と会えれば、まぁとりあえず満足ではあるのである。 だから今回もまぁまぁって感じで。
簡単な覚書↓ 『暗い宿』→アリスが意外に大胆。白骨死体が掘り返される話。 『ホテル・ラフレシア』→ミステリーナイトを題材にした話。旅館もいいけど、こういう話を読むとホテルに泊まりたくなる。バーとか行ってみたい。 『異形の客』→包帯で顔を隠した異形の客と、現れた死体の謎。今作の中で一番オーソドックスな感じの話だった。 『201号室の災厄』→火村をみまった災厄。ロックシンガーの部屋の死体の謎に迫る。火村の格闘シーンが見れる今作の変り種。
■次に読もうと思っている話 暗黒館の殺人か、ハリーポッター(いっこ前の炎のゴブレット)のどっちか。 でもまだ未定。
◎免許の話 応急救護実習をした。 人を蘇生させるのってムズカシイ…。
|
|