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スナの自由気ままな画像付き日記
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2005年09月19日(月)_
風張林道ラン -その2-


3連休の中日、久しぶりのグループラン。走り屋さんと忍者麺と走った。忍者麺とはかなり久しぶり。今回は風張林道を上るのが一番の目的。「和田峠を2倍にしたような激坂が続く」と聞いて、坂好きとしては走らないわけにはいかないだろう。

コースは自宅〜R16〜相模原〜八王子〜秋川街道〜武蔵五日市〜檜原街道〜都道205号〜風張林道〜奥多摩周遊道路〜奥多摩湖〜R411〜青梅〜青梅街道〜R16〜八王子〜R16〜自宅という感じの172km。

当初は奥多摩湖から鶴峠など峠を越えて帰ってこようと思っていたが、風張林道ですべての力を使い果たし、奥多摩湖で飯を食べているときに「(下り基調の)青梅経由で帰ろう」と3人の意見が一致し、コース変更となった。



その1からの続き

都道205号は交通量が少なくて走りやすく、そして景色がいいのでとても気持ちよく走れる。北秋川渓谷沿いに道が続き、雑音もなく周囲はとても静かだ。天気もいいし、最高のサイクリングタイム。

鋸山林道へと続く道との交差点を直進。この辺りの道を走るのもすごく久しぶりだ。勾配は緩いが、ひたすら上りが続く。まともに走るのは6月のMt.富士ヒルクライム以来という忍者麺はすでにHRが上がってきついと言っていた。彼は以前痛めた膝が完治していないらしく、この先の激坂が心配だ。

都道205号の終点にやってくると、分かれ道をどちらへ進めばよいかわからなくなった。左側の道をちょっと偵察がてら進んでみるが、なんだか微妙な感じ。引き返すと忍者麺が近くの民家で道を聞いてくれていた。どうやら反対側の道らしい。

忍者麺は「風張峠はどっちですか?」と聞いたらしいが、風張林道は「きのこセンター」というところが目印。念のため、「きのこセンターもこっちですか?」と聞くと、今度は反対側の道を教えられた。どうやらおれが最初に向かった道が正しかったようだ。



しばらくは緩い勾配が続いていたが、やがて勾配が10%前後に上がる。「和田峠の激坂が2倍くらい続く」とネットで噂されていたのである程度覚悟していた。そのおかげか、あまり苦にならない。車は皆無なので3人でしゃべりながら上っていった。

しばらく上っていくと、ネットで見た画像にある分かれ道。ここからいよいよ勾配がきつくなるようだ。勾配は10〜15%くらいに上がり、いよいよ本格的な上りが始まる。さすがにきつい。でも木陰で気温が抑えられ、雰囲気もなかなかいい。

「確かにきついけど、思っていたほどではないね」3人共和田峠を経験しているので、激坂への耐性がついている。あまりにすごい激坂を想像していたあまり、3人の間にやや期待はずれの感が漂う。



そうはいってもなかなかのきつさ。上り応えは十分だ。一気に高度が上がるので、景色が開けたところでは眺めがよかった。東京都とはいえ、ここまで山奥まで来ると大自然の中を走っている感じ。

風張林道についてはずいぶん前にネットでちょっと調べた程度なので、その記憶がかなり曖昧だった(忍者麺と走り屋さんに関しては全く知らなかったらしい)。ただ「"きのこセンター"という所を目指せばOK」という記憶しかなかった。

だから、「きのこセンターが坂のピークだったかな?」という曖昧な記憶から想像していた。きのこセンターまで残りわずかになると、いよいよとんでもない激坂になってきた。きついけど後少しだからがんばろう!! その気持ちで3人共必死になって上った。激坂を上りきり、ついに茸センターに到着。



きのこセンターは休みらしく、人気がなかった。3人ともここまでの坂と暑さでボトルの中身が空に近くなっていた。まぁ後は奥多摩湖へ下ればいいだけだからなんとかなるかな…とか思っていたのだが、それは間違いだった。

きのこセンターがピークだと思っていたのに、きのこセンターの先からも激坂が続く。しかもさっきよりきつい。これはいったい……きのこセンターまでで力を出し切ってしまった3人の前に、どこまでも続く激坂が立ちはだかる。

どうやらきのこセンターは中間地点だったようだ。しかも、実はそこからが噂の激坂ゾーンだったというおまけ付き。15%ほどある壁のような激坂がどこまでも続いた。最初はまだ3人とも勢いで上っていたが、次第におれは遅れ始めた。

「あそこを越えれば風張峠か?」という期待を何度も裏切られ、激坂の上りはどこまでも続いた。とうとう忍者麺が限界らしく、前方で止まり、そして路面にぶっ倒れた。おれもそこまで追いつくと、崩れるように倒れた。きつすぎる……。



きついとは聞いていたが、まさかここまできついとは。3人ともそれなりに坂を上ってきた経験もあるが、それでもここはきつすぎた。車や他に人が通らないので、道幅いっぱいに広がってしばらく倒れていた。忍者麺は久しぶりなのにいきなりこんな激坂を上り、かなり足にきているようだ。

なんとか再出発すると、奥多摩周遊道路を走るバイクの騒音が聞こえてきた。この激坂もあと少しで終わりか? そんな期待が3人を動かす。しかし、どこまで上っても坂は終わらない。終わりかと思ってカーブを曲がると、さらにずっと先まで上りが見える。そんなのを繰り返していた。

そして2回目の倒れ込み。もうおれと忍者麺は限界。唯一走り屋さんだけは余裕があるようだ。しかも、明神峠のときと同じく、この激坂でも24Tまでしか使っていない。恐るべし…。今ヒルクライムレースに出たら、間違いなくこの3人の中で一番いいタイムが出るだろう。

しばらく放心状態で倒れていたが、さすがにいつまでも止まっているわけにはいかないので、気を取り直して走り出す。やはりおれは3人からずるずると遅れていく。足に乳酸が溜まりすぎて、足が重い。

実際には数キロなのだろうが、数十キロにも感じた。それほどきつい上りが続いた。そして、死にそうになりながら上っていくと、ようやく奥多摩周遊道路にやってきた。今日も暑かったが、これが真夏だったらほんとに死にそうだ。ボトル4本くらい必要なのではないか。



奥多摩周遊道路を奥多摩湖へ向かって下る。今までさんざん上ってきた分、爽快な下りを楽しむ。最後は車に詰まったが、なかなかいい感じに下れた。奥多摩湖まで下りきると、ドライブインの自販機でようやく水分にありつく。

時刻は13時を回り、遅い昼飯を食べたいところ。以前忍者麺と一緒に柳沢峠を越えたときに寄った商店へ行く事にした。あのときのカツ丼はおいしかった。しかし、残念ながらその店は休みだった。

かわりに近くにあったそば屋に入る。きのこ定食を注文。これがなかなかおいしかった。でも腹が減っていたので、ちょっと足りなかった。おれも走り屋さんや忍者麺のように大盛りにしておけばよかった……。

店では品が出てくるまでの間に近くの席に座っていたおじいさんが色々と話しかけてきた。なかなか濃いおじいさんだった。食べ終わると、しばしマッタリ。おれは睡眠不足ということもあり、寝転がっていたら寝てしまった。



これからのコースは、当初は鶴峠か松姫峠を越えるつもりだったが、今の3人にはそんな足は残っていない(走り屋さんは大丈夫かもしれないが)。というわけで、青梅街道を青梅方面へ走って、後はR16で帰ることにした。これなら下り基調なので、問題ない。

そば屋からは、今一番余裕が残っている走り屋さんが先頭で走り出す。下り基調だが、向かい風がかなり強かった。おれは走り屋さんを風除けにして楽させてもらった。走り屋さんはかなり飛ばしていたが、スリップストリーム効果で足が売り切れているおれでも切れずについていけた。



ずいぶん走ったところで、ようやく現れたコンビニで休憩。忍者麺は足の痛みがかなり深刻のようだ。しかし、そこからはなぜか先頭を買って出た。忍者麺はおれにとってもちょうどいいペースで走ってくれたので助かった。

青梅市街を抜けて都道5号になると、2車線だけど路側帯がなく、交通量も多くなって走りづらい。信号毎に赤信号に引っかかった。R16に出るとR16を南下し、横田基地の辺りにある渡りづらい交差点でおれが前に出た。



ここまで後ろで楽させてもらったので、おれが前を引く番だ。しかし足が重たく、向かい風もあってスピードが出ない。それでも出せるだけの力で走って行った。同じく足がいっぱいいっぱいだった忍者麺には、このペースが丁度よかったらしい。

辺りはもうだいぶ薄暗くなってきた。多摩川を渡った先のサンクスでコンビニ休憩。ここが最後のコンビニ休憩だろう。甘い物を口にしたくなったのでコーヒー牛乳を飲んだ。忍者麺はプリンを食べていた。

ナイトランに備えてサングラスをクリアレンズに替える。走り屋さんはテールライトが点かないので電池を買ったが、それでも点かなかった。どうやら以前走ったときの雨で壊れてしまったようだ。

今日は距離が長いので最後はナイトランになる事は予想していた。なので前日に前後のライトの電池を新品に替えていた。まだ点く事は点くが、光量が低下していたのだ。電池交換も含め、ちゃんと点くかどうかなど、事前の整備などが大切だ。



そこからもおれが先頭を走った。忍者麺はだいぶ足にきていて、特に上りなどはかなりきついらしい。なのでペースを抑えて走って行った。というかおれもそれくらいの方が助かるし。走り屋さんだけは元気なのでもっとペースを上げたかったらしいが…。

3人の疲れ具合の差は、走行距離にも関係している。一番遠くから走っている忍者麺はおれより20km多く走っているし、途中から合流した走り屋さんはおれより15kmくらい短い。忍者麺と走り屋さんは35kmくらい走行距離が違う(それを抜かしても走り屋さんは足が強いから余裕なのだろうけど)。

普段はなんてこともない御殿峠も、激坂の風張林道を越えて150km走った後は怠い。忍者麺がちゃんとついてこれるようにゆっくりじっくり上っていった。奥多摩のそば屋からはインカムを着けていなかったが、こういう最後の疲れ切っているときの上り坂なんかでもインカムを使えば励まし合ったりできるので、ただ黙々と走るよりは楽しそうだなと思った。



橋本五差路で忍者麺と別れる。彼はR129を南下して厚木経由で帰る。おれと走り屋さんはR16をそのまま南下。平坦になったこともあり、少し回復した足でガンガン飛ばすと、すぐに相模原にやってきて、走り屋さんとも別れた。

その後も出せるだけの力で夜のR16を走り続け、19:49に無事帰宅。久々のグループラン、長距離、そして上り応えある坂で、満足のランだった。おれは170kmだったけど、忍者麺は200km近くになったのではないだろうか。3ヶ月ぶりにまともに走って、いきなり風張林道の上りを含む200kmランとは、彼でなかったら無理だったかもしれない。

今回は新たなアイテム「インカム」を使ってみたが、これがかなり便利で楽しかった。これからも、主に2人で走るときには積極的に使ってみたい。その後ちょっとトランシーバー系の物について調べてみたが、おれの用途ではこれが一番バランスいい物だと思った。

ポラールのデータで70km〜80kmくらいの間で急激に高度が上がっている。これが風張林道の区間。噂通り、いやそれ以上の激坂だった。もう当分走りたくないなぁと思いつつ、年に1回くらいは走っておきたい、走りやすく景色もよく、達成感を味わえる道だった。

データ:PolarData(CLICK Here!)
走行日:2005/09/18
出発:7:46 帰宅:19:49
走行距離:172.1km
走行時間:7h 42m 46s
平均速度:22.6km/h
最高速度:61.2km/h
上昇距離:1660m
心拍数(平均/最高):133bpm/182bpm
平均ケイデンス:84rpm
温度(最低/平均/最高):24℃/27℃/39℃
積算距離:12392km(ロード)
カロリー消費量:2264kcal
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