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スナの自由気ままな画像付き日記
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2005年04月10日(日)_
桜満喫ヤビツ湘南ラン


先週末に乗れなかったので、2週間ぶりの自転車。風邪をずっと引きずってきていて、まだ全快とまではいかなかったけど、だいぶマシになっていたので走ることにした。

ほんとは午前中から思いっきり走りたかったが、なんだかんだで夜更かししてしまい、風邪を治すためにも睡眠はある程度とりたかったので、10時まで寝て昼頃出発することにした。

土曜日の天気もよかったが、日曜日もかなりいい天気。気温も高く、久々にレーパン&レージャーで走ることに。それでも、一応アームウォーマーを着けて、レッグウォーマーとベストもバッグに忍ばせておいた。



今週末は桜が満開らしいので、コースはいつもの湘南周回ではなく、愛川方面を含んだ山+海コースにした。お気に入りルートの中津川沿いの道〜宮ヶ瀬湖〜ヤビツ峠〜県道71号〜R1〜R134〜境川CRという感じのコース。

最近は湘南周回や箱根とか奥多摩などの遠出をしていたので、愛川付近の道を走るのは久しぶりだ。R246を避けるようにいつものローカルな道を走って行く。

走り出してすぐ、暑くなってアームウォーマーを脱いだ。昼時で一番気温が高い時間帯ということもあるが、今日は暖かい。この前まで長袖ジャージ+レーサータイツの冬装備で走っていたというのに、もうレーパン&レージャーで走れるようになったとは。春だなぁ。

南東の風が強く吹いていて、序盤は追い風気味だった。逆から走ってきたDHバーを付けたサイクリストはかなりきつそうだった。久しぶりに走る上に病み上がりなのだが、追い風効果で快調に走っていくことができた。



座間の県道を横切り、相模線を越えると一気にローカルなエリアに。中学校の脇を通ったが、桜が満開でとてもきれいだった。学校に咲く桜を見ると、自分が学校に入学したときの事を思い出す。そういう季節感を感じさせてくれるものが日本にはたくさんあっていい。

民家がなくなると、田んぼが広がる開けた風景。田んぼの中に道が続いている。この開放感と素朴な感じが好きだ。ここでは車がいなくなると自分のロードの静かな走行音のみが聞こえて、とても爽快だ。


座架依橋で相模川を渡る。ここはいつも風が強いのだけど、この日は特に強かった。猛烈な横風が吹きつけ、タイヤをとられる。真っ直ぐ走るのも一苦労だ。

斜め後ろから吹いているのでやや追い風なのだが、風に倒されないように必死に走るのでHRは170くらいまで上昇していた。逆から走ってきたママチャリの中学生3人組み(彼らは向かい風)は鬼のような形相だった。あれはマジできつそうだった…。



R129を横切って裏道を進むと、風も一段落。坂を下りて中津川沿いの田んぼが広がるのどかな道に出る。ここは車も少ないし走りやすいし景色もいいので以前からお気に入りだったが、今日は道沿いに桜が続き、最高に気持ちよく走れた。

桜の花びらが舞う中を走るのは、春ならでは。春の陽気の中、桜並木の下を鼻歌気分で走って行った。花見で人がごった返すのではなく、こんな人がいないプライベートな桜がいい。

才戸橋で中津川を渡って対岸の道を北上する。ここも景色がよく、車も少ないお気に入りの道。追い風効果もあり、ちょっとオラオラモードで走ってみる。風を切って思いっきり走るのは気持ちいい。



八菅橋で再び中津川を渡り、川沿いの細い道へ。川原ではバーベキューをしている人々もいて、のどかな雰囲気がよかった。途中から横道に折れて竹林の間に続く雰囲気のいい近藤坂へ。

坂を登り切るとすぐに折れて民家の裏に続く裏道を走る。一本隣は車が頻繁に通る走りにくい道だが、こういう裏道は平和に走っていける。裏道が終わると、水道坂に出る。

坂の上から見ると、下り勾配がきつくて道がなくなっているように見える。前にも後ろにも車が来ないことを確認してから下り始めた。急勾配の道の先に、遠くまで真っ直ぐな道が続く。

あっという間に速度が上がり、5秒で60km/hまで加速。トップギアでガンガン回し、下りきった直後は70km/hを超えた。今日は追い風が吹いていることもあり、速度の維持がしやすかった。しばらく全開でペダルを回して60km/hを維持して走った。

車だと普通の速度だが、風をモロに受ける自転車では、60km/hだとものすごいスピード感だ。気分は爽快。プロの選手はゴールスプリントでこんな速度域で走っていると思うと、改めてすごいなぁと感心する。200km走った後にスプリントでこれくらい出すんだもんなぁ。



田代のサークルKで最初の休憩。その後も県道54号を進む。R412と比べると車が少なく、景色もいい。愛川トンネルの先、中津川沿いの桜が続く道も気持ちがよかった。

最後はやや急な坂を上り、R412の半原日向に出る。ここからも上りが続く。今日はなるべく27Tを封印することにして、24Tでじっくりと上っていった。

最近の課題であるダンシングの練習のため、勾配がきつくなったところではダンシングのフォームやペダリングを意識しながらダンシング。腰の位置を上下させないで、うまく体重移動をしてペダリングロスをなくすよう努める。



坂の頂上の交差点を左折して、さらにダラダラとした上りへ。頂上のトンネルを2つ抜けると、宮ヶ瀬湖沿いの静かな道になる。宮ヶ瀬湖の眺めもよく走りやすい道だが、向かい風になってきつかった。

鳥居原の駐車場は車でいっぱいになっていて、かなりにぎわっていた。その前を通過して坂を上って虹の大橋へ。アップダウンをこなして宮ヶ瀬ビジターセンターの前を通過。そして県道70号へ曲がってヤビツ峠へ。



最初に長いトンネルを抜けるが、これがトンネルの出口からものすごい向かい風が吹いてきて、前に進むのがきつかった。後で名前を調べたら「吹風トンネル」という名前ではないか…。

ここまではツーリング気分で走っていたが、ヤビツの上りからはちょっとレースモードで走って行った。気分はツールの山岳コース。車もいつもよりは少なく、走りやすかった。

序盤は上りなのにものすごい向かい風でさらにきつくなり、全然前に進まない。しかし、奥に進むにつれて山の陰になって風も弱まっていった。裏ヤビツの中盤くらいまでは上りだけでなく微妙なアップダウンが続き、けっこういいスピードで走っていける。

途中でツーリング車っぽいロードに乗ったおじさんを挨拶して抜く。抜かれた後に口笛を吹き始めたおじさん。「おれはまだ余裕だぜ」とアピールしたかったのだろうか。けっこう息が上がっていたように見えたけど…。



橋を渡ってからの後半。ここまでは主にシッティングで走ってきたが、ここからはダンシングも積極的に入れて、峠に向けてスパートをかけていく。

24T縛りなのでケイデンスがやや低め。でも、ここはトレーニングの要素を含んでいるのでこのままでいく。しかし一番勾配がきつい部分では27Tを使ってしまった。そして最後は峠に向けてラストスパート。

久々のヤビツ峠。ちょうど上りきったときに反対側からローディが上ってきたところだった。お互い会釈してすれ違う。そのままノンストップで下りへ。



峠の下りはとても爽快だった。車が少なくて走りやすく、ガンガン攻めていった。蓑毛のちょっと手前で車につかまったけど、微妙に間を開けて全開で下る。原付を抜いて62km/hで下って行った。

向かい風の中の下りだったのでスピード維持がややきつかったけど、ガンガンペダルを回して下って行く。最後の方で地元の御輿祭りをやっていて、一旦ストップ。名古木まで下りきると、県道71号へ。



ここはアップダウンが続くが下りの方が多い。しかし、今日は向かい風が強くてけっこうきつかった。でも、先ほどまでヤビツを上っていたのがウソのように、足に疲労が溜まっている感じがほとんどなかった。

いくつか現れる短い上りではダンシングの練習。今まで下ハンを握ってのダンシングはかなりメチャクチャだったけど、気をつける点を意識してダンシングしてみると、慣れていないのでけっこう難しかった。でも、コツがわかってきた感じ。



二宮からはR1。平坦になって走りが楽になった。疲れをほとんど感じずにガンガン走っていける。これはいくら何でもおかしい…と思ったら追い風だった。

行きは南東の風で追い風だったのだけど、帰りは南西の風に変わってまたもや追い風。全く逆で向かい風ばかりの日もあったけど、こんなラッキーな日もあるのか。

追い風効果で快調に走っていく。途中で10人くらいのサイクリストが横からゾロゾロ出てきて前を走っていた。ケツ持ちの人はおれにちゃんと手信号とか出してマナーがよかった。



新不動橋を渡った先のサンクスで2回目の休憩。午後4時を過ぎてだいぶ日が傾き、気温も下がってきた。用意しておいたアームウォーマーとレッグウォーマー、ベストを着込む。風もあるので、これでちょうどいいくらいだった。やはりこの時期は気温に合わせたウエアで走れるよう、アーム&レッグウォーマーが必要だ。

R134は相変わらず大渋滞だったが、横をガンガン走って行った。追い風なのでペダルは軽いが、風がなかったらかなりヘロヘロだっただろう。がんばってペースを上げようと思っても足が重かった。

江ノ島までかなり追い込んでペースを維持していき、さすがに足も限界に。R467で藤沢市街を抜け、境川CRに入ったところで一旦休憩してパンでも食べようかと思ったけど、前にチャリダー3人組が見えたのでそのまま走り続けてしまった。

追い風だったということもあるけどチャリダー3人組はけっこう速く、おれも足にきていたとはいえ、なかなか差が縮まらない。一番後ろは男で中学生くらいか? 真ん中は女の子で、先頭はおじいさんのように見えた。

結局は3人を抜いたけど、その勢いでひたすら限界で走って行った。雲行きが怪しくなってポツポツ降ってきていたというのもあるけど、これは言いトレーニングになった。18:10帰宅。



ちょうど桜が満開の素晴らしい日に桜を楽しみながら走ることができ、とてもいいランだった。ヤビツを上ってヒルクライムの練習にもなったし、距離もほどほどでトレーニングにもなったし、山も海も楽しめ、全体的に追い風で楽しめた。昼出発だったけど、内容の濃いランだった。


走行日:2005/04/10
出発:12:07 帰宅:18:10
走行距離:119.1km
走行時間:4h 57m 43s
平均速度:24.1km/h
最高速度:71.4km/h
上昇距離:1205m
心拍数(平均/最高):147bpm/182bpm
平均ケイデンス:91rpm
温度(最低/平均/最高):16℃/21℃/35℃
積算距離:9687km(ロード)
カロリー消費量:1822kcal

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