後悔しない自分のために
もも



 二人目

ムスメが産まれてけっこう早いうちに、子供はもう一人いたらなあと思うようになった。
意外にもオットも同じ気持ちだったようで、もう一人ほしいほしいと言う。
と言っても、ほしい→エッチ という話には全然ならないのだけど。

ワタシは2年前、長いセックスレスの末、オットに、泣いて、妻か母親か両方はのぞまないので、どっちかを与えてほしいと言った。
抱いてほしいと要求し、都度拒否されては泣き、その空気にオットもワタシもうんざりしていた。
心から、子供を与えてくれて母親にしてくれたら、もうそれ以上、妻としてのセックスは望まないと思っていた。

もちろんKさんの存在も大きいのではあるけれど、実際、その後、ワタシ自身は、オットのセックスの対象としての妻の役割は、もう自分にはないと割り切っていると思う。
だから、ここにきて、二人目がほしいと言われると、ややフクザツな気持ちにもなり・・・

オットが抱いてくれるのなら・・・と心のどこかでそれをものすごくうれしいと思う気持ちと
ゼロ、もしくはあっても子供を作るためのセックスのみしかありえない、私達夫婦の関係について。

Kさんは、ワタシがもしオットに日々愛されていたら、ワタシはKさんに見向きもしないと、よく言う。
そうなのかもしれないし、そんなことないよとも思う。

でも、やっぱり、オットに、もう一人子供を作ろう!と言われると、ものすごくうれしい自分がいるのだなあ。


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諦めてうずめていた気持ちを掘り返されたような気持ち。
でも、こんなにいろいろ考えたり、期待しても多分、結局、何もないのだろうなあとも思うと、なんかくやしい。

2006年07月12日(水)
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