後悔しない自分のために
もも



 オットにたたかれる

今日は、オットと海に遊びに行く予定だった。
が、朝から疲れがとれず、熱をはかると37度5分あった。


家でゆっくりしておきなよ。
ぼく一人で行くから

というオットに、M美さんと会うに違いないという確信だけが強くなり


嫌だ、ワタシも行く!
とごねる。


最終的には、


いっしょに家にいてほしいよ
と頼み、結局オットはいっしょに家にいてくれることになった。
横になってつならなさそうにテレビのお笑いを見るオット。
なんだか悪いなと思いながら、M美さんの事を聞かずにはおれない。


あれから、一週間。
ワタシのメールに、M美さんとオットはどういう結論を出したのだろうか?


もし、ワタシが逆の立場で、Kさんの事を知られたら・・・
Kさんと会うことをやめるだろうか?
ワタシとKさんと同じく、M美さんとオットは仕事でつながっているのだ。
そう簡単に会うこともやめないだろうし、隠しながら続けていくだろうとは思う。
それならそれでいい。ただ、ワタシにばれたら殺される。
それくらい思っておいてほしいと思うだけ。


自分のやっていることと、オットに求めていること。
それは矛盾していることは承知しているけど、どうしようもない。


後悔せずに生きるため、今は自分に正直に行動するだけ。


あれからM美さんとどうなったの?
と聞くと、


メールをしたけど、戻ってくるし、電話もつながらないし、あれから話してないよ


という。


そんなはずはない。あれからワタシだって、M美さんにメールしたけど、
戻ってこなかったから。
まだウソを疲れることに腹がたち、問い詰めてしまった。




↑押すとメッセージが変わる、エンピツ投票ボタン



という言葉に、


いい加減にウソはやめてよ!
と言った途端、オットの手がワタシの頬をたたいた。
それは、そんなに激しくはなかったけど、オットにたたかれたのは初めてで驚いた。


ごめん
と言われ、驚きもあって、それ以上問い詰めることはできなかった。


午後からワタシはけっこう元気になったのだけど、思いがけず、オットが発熱し、
しんどそうなオットは、不思議なくらいワタシに甘えてくる。
甘えてくるオットは、ワタシにはものすごく嬉しい存在だ。


愛してほしい。愛されたい。
愛されないと愛せないワタシには、例えカラダが辛い時の都合のよい妻でしかないとしても、やはり、尽くさずにはいられない。


Hはないけど、クーラーのきいた快適な部屋で、ゴロゴロいちゃいちゃして過ごした。




2004年08月08日(日)
初日 最新 目次


My追加
エンピツ