後悔しない自分のために
もも



 だけど火曜日

こんな日もあるのかもしれない。
でも、これは今晩きり。一回きりですと言ったからか・・・
Kさんは、朝方明るくなるまで何度も抱いてくれたので、二人ともほとんど寝ていなかった。
だけど今日は火曜日。
朝・・・もう、昼まで寝てたい・・・と言うKさん。
寝ててもいいよ。でもワタシは出勤するからね。とシャワーをあびて着替える。
外泊のつもりじゃなかったので、化粧品も持ってないし、昨日と同じ服って・・とちょっと思ったけど仕方ない。。。
Kさんもきちんと起きて、いっしょにチェックアウトした。

なんか、まだ自分で自分が信じられない。
こんなことが出来る人間だったのだろうか?
オットと、まだ会ったことのない2週間後に結婚するKさんの彼女さんに罪悪感を感じる。

と同時に、なんといっても私にとっては3年ぶりのオトナの関係。
私の体には反応せず、全く触れようとしないオットに対し、自分はもう女ではないのだろうかという思いが心の中にあったのも事実なので、
私を好きだと言って、抱いてくれる人がいることに対し複雑な思いになる。

Kさんから、
昨日のことは後悔しないでください。
オットとの事を考えるために前向きな出来事ととらえてください
みたいなメールが来ていた。
メールを見て思ったけど、罪悪感こそ感じつつも、後悔なんて全くしていない。
今まで自分自身で選択したことに、後悔なんてしたことないし、これからもそうでありたい。


会社に行ったら、Kさんはすぐ目の前にいる。
昨日、あんなことしたのに、普通に仕事の会話をする自分がおかしくて表情が緩む。
昼休に、コンビニに買い物に行ったら、道路の反対側に、どこか食事に出かけるKさんを含む同僚達が見えた。
集団の中で、いつのまにかKさんの姿を目で追っている自分に気付く。
しっかりしなくちゃ。




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2004年07月06日(火)
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