ぶらんこ
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2004年11月22日(月) 親業

「何回も言った。言ったけど駄目だった。誰もわかってくれなかった。」
と、言うので、何を言ったのか、何をわかって欲しかったのか、ということになった。
そしたら、『言ったこと』と『わかって欲しかったこと』は、ちょっと違ってた、ということがわかった。(ややこしいけど)

まず、言ったことは、いわば『状況』であり『事実』。
わかって欲しかったのは、そのときの『想い』。だからこんなに悲しいんです、ということ。


「例の『わたしメッセージ』でちゃんと話してみたら?」と、わたしが言うと、
「あんなの意味ないんだよ!」と、こころは怒っていた。
確かにそうだよなぁ。。。とわたしは笑ってしまう。(けっして茶化すつもりはなく)


彼女は怒ったり泣き出したりしながら、堰を切ったように話していたが、なるほど言うことに筋は通っているなぁ、と感心する。
いろいろあるよなぁ。。。と、感慨深く聞いている。
聞いているのだが、怒りの矛先がわたしに向かってくることがあるので、むっとしたりもする。
そして、八つ当たりしないでよ、と言う。
あなたの気持ちはわかるけれど、そんな風に攻撃されると、マミィも傷ついた気持ちになるよ。悲しいし、辛い。


答えなんてものはない。(わたし的な解決策はあるけれど)
結局はこころが自分で決めることだし、本当はもう既に決めているのだろうし。
どうするか決めてはいるのだけれど、たぶん、いろいろと噴出すわけだ。手っ取り早いところで、一番言いやすいマミィに対して。
それはそれでいい。そうあって欲しい、とも思う。


感情はいろいろだ。

こんなことをするのは正しいことであっても迷惑なことかもしれない。とか、
自分は間違ってないのにきっとまた悪く思われるんだろうなぁ。。。とか、
先生もシスターも立派なことを言うくせに全然完璧じゃない。とか、
マミィだって逆ギレしてないでただ聞いてくれよ、とか。笑


心のなかに、いろんな想いがぐるぐるとある。
それをじぃっとため込んだり、たまにちょこっと見せたり、ときにぶわーーーっと吐き出したり。
そんなこんなで、想いは変わっていくのだろう。


そのどれもが、とっても大事なことだと思う。
そして「よりよい人間関係」などという親業マニュアル(?)なんか、なんの意味も持たない。
たぶん。。。笑


marcellino |mail