ぶらんこ
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2004年11月16日(火) 重荷

『包帯を巻いてあげられないのなら、むやみに人の傷に触れてはならない』   
                               
                            著;三浦綾子 「続・氷点」 


こんな言葉が目に入った。
この本を読んだわけではない。
あるページに書かれていた、その本からの抜粋である。

この言葉は誰に対するものだろう・・・と考えていた。
たぶん、相手に向かって放たれた言葉ではないような気がする。
きっと、自分自身への言葉なのかな、と思う。。。
よくわからないけど。


この言葉に触れたとき、ふと、この逆もありだよなぁ・・・と思った。

『むやみやたらに人に傷を見せたからって、包帯を巻いてもらえると思ってはならない』

つまり。。。
相手に心を開いたのは「わたし」=自分自身。
心を開いて傷つくことをを選んだのも「わたし」=自分自身。


心を開くということは、そういうことでもあるんだなぁ・・・と、思う。
良いとか悪いとかではなく。
そういったことを知っておくべきなのだな、と思う。
怖れることなく、甘えることもなく。


そして、それでも、心を開くことを望むひとでありたいなぁ・・・と、思った。。。


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