ぶらんこ
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『包帯を巻いてあげられないのなら、むやみに人の傷に触れてはならない』 著;三浦綾子 「続・氷点」
こんな言葉が目に入った。 この本を読んだわけではない。 あるページに書かれていた、その本からの抜粋である。
この言葉は誰に対するものだろう・・・と考えていた。 たぶん、相手に向かって放たれた言葉ではないような気がする。 きっと、自分自身への言葉なのかな、と思う。。。 よくわからないけど。
この言葉に触れたとき、ふと、この逆もありだよなぁ・・・と思った。
『むやみやたらに人に傷を見せたからって、包帯を巻いてもらえると思ってはならない』
つまり。。。 相手に心を開いたのは「わたし」=自分自身。 心を開いて傷つくことをを選んだのも「わたし」=自分自身。
心を開くということは、そういうことでもあるんだなぁ・・・と、思う。 良いとか悪いとかではなく。 そういったことを知っておくべきなのだな、と思う。 怖れることなく、甘えることもなく。
そして、それでも、心を開くことを望むひとでありたいなぁ・・・と、思った。。。
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