ぶらんこ
index|past|will
今日はわたしの誕生日だった。 39歳。 さんきゅー!(と、これは友人からのお祝いの言葉より引用)
誕生日の少し前に辛いことがあった。 なんとも弱っちぃことに、食事が出来なくなるほどだった。 とはいえ、人というものはちゃんと「生きる」ように出来ている。 食欲はなくてもお腹は空くし、意識さえすれば食べられる。 ただ、そのような食事はやはり栄養にはならないようで、一昨日に体重を測ったら案の定、痩せていた。 がっかりだ。
でも、最近は、美味しいと感じながら食事をいただいているし、そのことを自分自身、喜んでもいる。 ちいさなことだけれど、大事なことだと思うし。。。 もう少し体重が増えるよう、美味しいお料理をたんまりつくり、味わいながらいただきたいなぁ、と思う。
今年は・・・・ 今年は、早く誕生日が過ぎてしまえばいいなぁ。。。と思っていた。 そうして、なんでもない日を迎えたかった。
友人に言われてあらためて思ったのだけれど、わたしにとって「誕生日」という日は特別らしい。 その歳になってそらないでしょう。と、言われるかもしれない。 自分自身にもそう言ってやりたいくらいだ。 「そらないでしょう!」
だけど、正直に告白してしまうと、本当に、情けないくらいに、「特別」なのだ。 どうしてなのかわからない。きっと心が成熟していないせいだろう。 自分でも呆れてしまう。
よく、「自分の誕生日を忘れてた。。。」と言う人がいる。 そんなときわたしは「えーーーー信じられない。。。」と驚きながら、内心は「かっこいいなぁ。。。」と憧れている。 本当に「特別でもなんでもない日」なのだろう、その人にとって。 それってすごいことだなぁ・・・と心から思う。 わたしもいつかそうなりたいなぁ、と思い、でもきっと無理だろうな、とも思う。
真夜中に目が醒め、喉がとても渇いていたので、起き出してお水を飲んだ。 時計を見ると既に2時近かった。 誕生日おめでとう。。。と、自分自身を祝福した。 それから、こうして素直な気持ちになれたことに、心から感謝した。 朝になると、雨が降っていた。 こころの英検2次試験に付き合い、鹿児島市内まで行った。 こころがしきりに、「マミィのバースデイなのに、ごめんね。。。」と言っていた。 1次試験は先月のある土曜日の午後からだったし2次は日曜日で休み返上なのだから、こころこそ気の毒というものだ。 帰り道、本屋さんに立ち寄った。 自分へのお祝いに本を2冊買った。 夕方からまた雨が降り出した。夜になって雷まで鳴り出した。 食事をし、お風呂に入り、映画を見た。 今日は特別に、こころも遅くまで起きて一緒に見た。
これが今日のおもな出来事。
明日からはUNBIRTHDAYSだ。 「なんでもない日」の『特別』を祝福するような、そんな心でいたいなぁと思う。
|