ぶらんこ
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いつもどおり4時半に目が覚めた。 わりと静か。 でもそのうちに突風が吹き荒れ、激しい雨の音が混じる。 風がごうごうと唸る。 荒れ狂うようにうねりながら吹くさまが見えるようだ。 雨は屋根を、雨戸を、これでもかと言わんばかりに叩きつける。 捉えることの出来ない不規則なリズム。 どこか近くで、ぎぃぎぃと鈍い金属音がする。 何だろう?錆びれたぶらんこのような音。 もしかしたら屋根が落ちてしまうのかな、、と思う。 そうなったときは、どうやって逃げたら良いのだろう・・・。 逃げられないかな。。。 ぼんやりと、そんなことまで考える。 そのときはそのときなんだろうなぁ・・と思う。 少し、怖い。 こわいのだけれど、でも、どこか静かな気持ち。 ちっぽけな存在であるわたしたちは、すべてをおまかせするしかないのです。
偉大な自然の力を聴きながら、いつの間にかまた、眠った。。。
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