あたしの所為で、傍に居てくれる人までがそういう眼で見られる。 あたしに対してなら、“偏見”じゃなく“嫌悪”で済む。 あたしがおかしいのは事実なのだから。 けれど、周囲は関係ない。 周囲に対してなら、確実に“偏見”だ。 周囲はオカシクないのだから。
苦しい。息苦しい。 どうすればいい。 どうすればいいの?
大事な人が、あたしの所為で傷つく。 心無い言葉を受ける。
あたしに対して云えば「事実」になるその言葉は 周囲の人に対して云えば只の「偏見」になる。 絶対。
異常なのは、私。 正常な心で、どうにか異常な私を支えてくれてるのが周囲。
何か、は全て、私に云って。
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