限定鼓動

2004年05月09日(日) 今日も今日とて

口にするのはヨーグルト
流石に風邪も治らない

ざらざらと流し込むように飲んだ錠剤は
下し切れない苦味を残し
未だ残る不快感は
風邪薬でさえ、飲むことを躊躇ってしまう
自分でしておいて、何て馬鹿なこと。

食べたかったパスタも食べたくなくて
大好きな果物も 余り口にしたくなくて
只ひたすら 
真っ白な流動食の様な食べ物を
考え事さえせずに食べ続けるのです。


何処か病んでいませうか。


降下の一途を辿る私の体温は
私の不調を表すバロメーター
34度を切る頃には
不調は病となり、不安は恐怖と為る。
此の侭、降下し続けたら死ねるのでしょう。
其れは前々からの、決して叶う事のない微かな期待。
けれど33度を切ることは無く
其処からじわじわと発熱。
現在、38.5度。
此れなら風邪と云ってオカシクないでしょう?

病気の時は人恋しく、と聴きますが
逆に私には煩わしく
いいえ、きっと恋しいのでしょうけれど
放って置いてと叫ぶのです。


矢張り病んでいませうか。


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陽 [MAIL]