* Droppingwell *
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2005年10月12日(水) |
スベイトラ、ケロアン、ハマメット、チュニス |
旅も後半に入りだんだん疲れも出てきて、車の中でウトウト。ドライバーさんもハードな運転続きでお疲れに違いない。昼間は飲まず食わずだし…。
今日は北上します。 北に進むにつれて緑が多くなり、オリーブ畑も広がってきた。
スベイトラというビザンチン帝国の遺跡のある町に到着。
円形劇場や神殿の残る石造りの遺跡の中にはコスモスやブーゲンビリアなど色鮮やかなお花が咲き誇り、なんだかとてもロマンチックな場所でした。
次はケロアンという聖地を訪ねる。ここのモスクは有名なのだけれど、残念ながらすでに閉まっているので外から眺めるだけ。そして壁で囲まれたメディナ(旧市街)の中へ。相変わらずいろんな声がかかる。コニチハ、アリガト、ガンバレニッポン!
土産物屋でチュニジアのお守り的な意味をもつ「ファティマの手」がついたブレスレットを2本買った(2本つなげるとチョーカーになる)。
チュニスへ戻る途中、ハマメットという海辺の町へ立ち寄る。ここがまた非常にツーリスティックなリゾート地でヨーロッパ人がうじゃくじゃ、ヨットハーバーや豪華なホテルが立ち並び、メディナの中を歩いてもあまり生活臭がせず、とても小奇麗なところだった。
チュニスへ戻ったのが6時すぎ、ちょうど日が暮れるころだった。ホテルは目抜き通りに面したグッド立地で6階の部屋からはフランス風というかコロニアルな街並みを見下ろすことができる。…が、なんだか通りはガランとして人影がほとんどない。
とりあえず晩御飯を食べに行こうと外に出てみても開いているレストランが見つからない。ラマダン中はみんな家で食事をするのだろうか。大都会で人がいない状態というのはけっこう恐く、あまりうろうろしたくないしどうしようと思っていたところでやっとレストラン発見。メニューがアラビア語とフランス語だけで読めないので店員さんとカタコト英語でクスクスと魚介のサラダとガス入りウォーターを注文。美味しかったし、値段も決して高くはなかった。食事が終わって外に出ると、人も車もたくさんいた。そして夜11時ごろまで外は大騒ぎのアラビアン・ナイトなのであった。
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