++今日の塩梅++
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今日の夕方の新幹線で、広島に帰ってきました。
・・・この「帰ってくる」という表現が、なんだかしっくりこないのは、まだまだ私が実家の方を「自分の家」だと思っているからでしょうか。
でも本籍もこっちに移したし、住民票もこっちにあるし、保険証だって旦那サンの被保養者のモノを持っている。
ってそーゆー物理的な問題じゃないよな。 メンタリティーの問題だよな。
それにしても、広島のタクシーの運転手さんは、話し好きな方が多いのだろうか?
タクシーに乗るたび乗るたび、ものごっつい話しかけられる。 いや、彼らが喋っているのを一方的に聞かされる。
まあ、北Q州市のパンチかかった運転手さんよりはかなり良いけど。
夜、旦那サンと夕食を食べ終わったあと、上の弟にメールした。 彼は9月27日生まれ。 遅ればせながらの「お誕生日おめでとう」メールを送ろうと思ったのだ。
彼は私の誕生日にはいつもメールをくれる。
は? と思った方も多かろう。
仲悪いんじゃなかったの? と思った方も多かろう。
でもこれが微妙なトコロで。
確かに私は、この日記にも何度も書いてきたとおり、上の弟が苦手だ。
「憎い」と表現しても良い、くらいに。
何度も、「死んでくれたら良いのに」とさえ思ってきた。
だけど変な結びつきが強く・・・・・、そう、ホントは気づいてた。
私の「弟なんて大嫌い」は、「弟のこと大好き」の裏返しなのだ。
私は彼に、「おめでとう」メールを送信した。
エラーで返ってきた。
「あれ?おかしいな」と思いながら数回送信ボタンを押す。 またエラー。
そんで気付いた。
彼がメールアドレスを変更しているのだということに。
私には、「メルアド変更しました」の知らせメールは来ていない。
そう気付いた時、私は、自分でも驚くほどにショックを受けていた。
私は、彼にとって、その程度の存在なのか。
ホントに、驚くほどショックを受けていた。泣きそうになった。
だけどね。
もう、ヒトを憎んだりするのには疲れてしまったんだ。
もう、「憎しみ」という感情から涙を流すのは、辛い。
本当に、もう、解放されたい。
旦那サンに、そーゆー自分の感情をぶつけた。
手をぎゅっと握って、頭をなでてくれた。
「よく思ってることを吐き出すことができたな。偉い」 って、言ってくれた。
私は今夜、過食しないで眠れると思う。 自分の気持ちに正直になることが、こんなに大事だったなんて。 そして、そうすることがどれだけ難しいことか、私にとっては。
だけど私、やっぱり変わりたいから。 もっとチカラを抜いて、生きていきたいんだ。
私たちの挙式&お食事会の時、弟に会う。
笑いながら言おう。
「あんた、ケータイのメルアド変えたでしょ?教えてよ」って。
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