グミ夢日記
グミ



 大洪水

学校にいた。
教師が男子生徒の1人を殴った。
なんだろうと思って見ていると
その教師は声を荒げて教室へ戻れと叫びはじめる。

もう放課後なのに…と思っていると
友人が「保健室へ逃げろ」と耳打ちしてきた。
私は狂ったように叫び続ける教師が怖くて
そのまま教室にとどまった。

教師は教室にいる生徒の手首に糊のようなものを塗りはじめた。
私は嫌な予感がして教室を抜け出し、保健室へと走った。
保健室には何人かの生徒が体育座りをして集まっていた。
私に保健室へ逃げるように言った友人もいた。
友人は私を見ると泣きそうな顔をして抱きしめた。

なんなんだろうと思っていると、
さっきの教師が保健室に入ってきて
私達の手首を確認しはじめる。
手首に糊の跡がある者は教師に殴られ連れ去られた。

誰かが「始まった」と言った。
保健室からさっきまで自分がいた3階の教室を見上げると
ガスマスクをかぶった黒っぽい変な服装の集団が
手に棒を持って生徒を窓際に追い詰めていた。
窓から落ちて行く生徒と黒っぽい人たち。


保健室にいる私達を除いてみんな死んでしまったようだ。
私は何が起こっているのか理解できず
恐怖でガクガクと震えていた。

これから洪水が起こるよ、と友人が言う。
私たちは高い所へ逃げなければならないらしい。
屋上へ逃げようと私が言うと、友人は屋上よりあれの方が高いと
国旗を上げるポールを指差した。

あんなの洪水の勢いで折れるよ、と言っても
友人はもう登りはじめている。
私も続いて登りはじめた。

ポールが滑って登りにくい。
中々登れないでいると、保健室の先生が
私を旗につかまらせて、ヒモを引っ張って上へ上げてくれた。
私はあの先生はどこに逃げるんだろうと思っていた。

洪水がきた。
屋上を飲み込んで私達の足下まで迫ったが
ポールはびくともしなかった。

水はすぐに引いた。
ポールから降りて学校内を探索していると
他の所へ逃げた人たちと出会った。
みんな無事だったようで、私はほっとした。

ぐしゃぐしゃになった地面で滑りそうになった時
携帯が鳴った。
出ると、「私は中山美穂。今ボストンにいるの」と
訳の分からない事を言われた。


  ■■■


舞台は小学校だったが、私は高校の制服を着ていた。
私に保健室へこいと言った友人は中学時代の友人。

ふと思ったんだけど、今日ってグルグル教団の地球滅亡宣言の日だ。
黒い服装とか洪水とかポールとか…うわー。
テレビ見てゲラゲラ笑ってたのに、もしかして気にしてたのか私。
すごい恥ずかしい…赤面。
なんで「トイレ攻撃失禁地獄」とか「チカンビーム」とか
言い出す人のたわごとを真に受けてるんだ。
この夢、日記書いた事をちょっと後悔。
でも記念だから残しておこう。

2003年05月15日(木)
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