肌のぬくもり - 2004年10月19日(火) 久しぶりの日記です 運動会続きでなんだか慌しく 先週は子供が熱を出し今週に入って私が風邪でダウン・・ それでもしっかり彼と会う時間も作り ゆっくりパソコンに向かう時間もなかった 今日は4回目の注射の日 この注射はとっても痛い・・ 今日は特に痛くて ふと見るとジーパンにまで血が染み出ていた それを見たらなんだか悲しくなった 自分の病気がちょっと恨めしく思えた 癌の再発のピークは二年・・ それを過ぎると再発率は少し下がる そんな話を彼としていた時 自分を励ます意味で何気なく言った 「二年たっても再発しなかったら私はきっとずっと生きるよ・・」 すると彼は それもほんとに嬉しそうに満面の笑みで・・ そんな彼を見てつい涙がでた 普段は病気の事はほとんど話さないけど 多分すごく心配してくれてるんだなって思った 昨日彼からもらったメールにこんなことが書かれていた 夢や希望を見失ってもがいてる・・ ずーっと ずーっと逃げてる りんごが凹んでる時 どうしていいか分からなくて逃げてる・・ やさしい言葉ひとつかけてあげられなくてごめんね そう書いてあった 私は彼を助けてあげることはできないし 彼も私の病気は治すことはできない だけどベッドの中で一緒に夜を過ごすとき・・ 背中からぎゅーっと抱きしめられるとわかる 彼の寂しさや不安や言葉にならない想いが肌を通して 体中に強烈に伝わってくる・・ そしてその瞬間、同じ想いが彼に伝わっていくのがわかる それは悲しいけど幸せでかけがえのない時間・・・ -
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