2004年10月24日(日) |
何で揺れているのかわからない |
たっまーに、余震が来る2日目。新潟じゃないのだけど。
佐藤多佳子「神様がくれた指」を読む。 380ページ、上下段という決して短くない話なのに、一日で読み切ってしまいました。 「犯人はあなたですね」のような話をほとんど読まなくなってしまってから、こういう「追っかけもの」大好きです。厚着した腕同士がかすった程度のつながりに「こいつだよ!こいつなんだよ!早く出くわしてくれよ!」 「ラッシュライフ」を読んだときのようなスッキリ半分、もやもや半分で読み進めていくと、一気にダッフルコートも脱いで正面衝突してしまうし。そこからのスピードが速いようで遅いようで。そう、こだま号の如く(速いのだけど停車駅が多い)。ほんとはこだま号じゃなくて、おはようとちぎなのだけど(ローカルの極み)。
「スナーク狩り」→「ラッシュライフ」の流れにピーンと来たあなた、読んでみてください。
しかしこれ、1週間延滞してる本を今更延長できないからって一生懸命読んだのに、一生懸命読もうとしなくても気づいたら読みふけってて、お風呂で読み終えてしまっては、今日返しに行けないことに気づいて、のぼせた。こうなったら新図書館(駅前♪)ができるまで延滞しちゃおうかねえ。
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