走ったら谷底へ〜走・ら・谷〜
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2004年09月04日(土) ベタ万歳

大人って、なんだろう。

電話口で小学生みたいなしゃべりをしていた女の子も、母になれば母になる。
学生時代苦手だったからということで、お祝いも言えない社会人もいる。

「かわいくなったね」そのあとについてこれっぽっちも考えてない(期待、という言葉もそぐわない)人に、例えお世辞でも言われれば嬉しいものです。そんな気がします。

大人って、なんだろう。

↑確か、テレ朝かどっかでこんなキャッチコピーがあったような。

デカレンジャーが好きな私には、ベッタベタな結婚式は大変魅力的です。外国人牧師の日本語に笑いを隠さなくてはいけないのは少々つらかったものの、白いウエディングドレス、教会式、ウエディングケーキ入刀に歌の披露。両親への手紙に花束贈呈。どれをとっても見たことある感じ。挙げ句の果てにはダンナの顔もどっかで見た感じ。誰に似てるかわからないけど、誰かに似ているのは確か。
流れるBGMの温度差くらいがオリジナル感を醸し出しておりました(新郎→サザンオールスターズ、新婦→GARNET CROW)。しかもダンナさんの選ぶサザンソングがマニアでよい。良すぎです。Moon Light Loverだの、MERRY X'MAS IN SUMMER(こっちはKUWATA BANDだが)だの、一人でずっと口ずさんでいた披露宴。ちなみに歌の披露で、この私もベッタベタ結婚式に一花添えたのは、おまけで。

しかしベッタベタっていいな。一生に一度なんだからこんなもんだと思うわけだ。メシだってまずくてもいい。オレの結婚式なんだから。花嫁には、そんな自己主張をしてもいい権利がある日なのだということをつくづく思ったものでした。やっぱ親戚のに行くのとは違うね。しかも19年ぶりだから前に行ったときは、座席表も「〜ちゃん」表記だったんだろうし。

次は、誰だ?

そんなこんなで3年半ぶりに会う大学からの友人と、「ひっさしぶり〜♪」なんて会話もなく会った途端「お昼どっする?」から始まって曲名だけ決めておいて一発本番でクリアしてしまう。俺たちは凄いのです。

二次会は立食ではないのでぐうたら魔神はほぼ動かず。どうやらご主人様(ここだけ)のご友人にお医者様がいらっしゃるというお話は伺っていたものの、結局遭遇できず。少々残念。しかし大学の方々でも本気で5年以上会っていないような人がいともあっさりいらしてて、そっちで盛り上がってしまった。

次だな。次なら、知り合いの久しぶりはないだろう。次こそ、外へ。しかしフリマで値切りはおろかお買い物もできない女がそうなれるかは疑問。自己啓発しましょう。まずは知り合いの連絡先を真っ先に聞けるようになってから(勿論本人に向けて)。

3次会以降は翌日またぎ。阿仁マタギときて熊谷達也。やはり仙台はいい街だ。それに関しても翌日へ。

いい結婚式だったなぁ。こんなネットの隅っこから届くとは思わないけれど、改めておめでとうだ(勿論当人達に直接言っているのでご心配なく)。


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