先日同い年の作家が書いた本を2冊買いました。「さみしさの周波数」、「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」。どちらも角川文庫。片方はスニーカー。 夏の文庫フェア。角川はなんだかいろんなコメント付き。 その中にはこんなのもあります。 「これ書いた人、私と同い年じゃん。」 ネガティブハッピーを読もうとしてしおりを探し当てた途端この言葉が目に飛び込んでくると、ネガティブになりきれなくなります。嬉しいものです。 ちなみに「さみしさの周波数」は、 「3ヶ月前に読んでたら、人生変わってたのに。」 普通だよ。と思ってまだ「さみしさの周波数」読み終わってないのに乙一を探す。取り替えなくてもしおりがアレな乙一をね。同い年だもの。 探した本屋は昼休みにしか行かないところ。したらば「さみしさの周波数」に挟まるは「これ書いた人〜」。嗚呼…。しかもその本屋で買えば商店街のポイントカードまで付くんだぜ。昼に決心すれば良かった話だったんだよ。地元で買ったばかりに3ヶ月読んでも変わりやしない年齢のくせにそのしおりを引き当てたんだ。ちなみにそこの本屋、アザー乙一のしおりは「俺、小説読んで、泣いたりするんだ。」だとか。取り換えて買ってやろうかとも思わなくもなかったものの、そんなことで引き当てても面白くないからすごすごと他の本屋へ。そう思うと滝本竜彦を、一冊しか置いてなかった本屋であのしおり引き当てたのはなかなかやるな、我ながら。 そして別の本屋さんで無事発見。買ってしまうわけです。スニーカー、2冊め。
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