表と裏 |
2004年08月08日(日) 観覧車 それから少しの間そのままでいた。 キスをしたり、見つめあったり・・・。 不思議な時間。 つい、一ヶ月半前なんて、まったくの他人同士で、 何百キロも離れた所に住んでいて、接点なんて何もなかったのに。、 今はこうやって、二人で抱き合っている。 そして、今は一番大事な人。 その後、一緒に眠ったり、肩をもんだり(笑)、まったりと時間を過ごした。 第2ラウンド突入(笑) 40歳を超えてるのに、第2ラウンドもこなしてくれた(笑) とうとう時間が来た。 2人だけの時間はおしまい。 17時だった。 まだ外は明るく、人も多い。 昼食も食べなかった私たちは食事に向かった。 駅前のビルの中をぐるっと一周。 「お好み焼き」を食べることに。(ってことはどこかわかりますよね、会った場所(笑)) ミックス焼きとオムそばと豚キムチ(笑)たくさん頼んじゃいました。 その上、私は生ビールセット、サラダ、アイスクリームつき(笑) 彼はアルコール、ダメらしいです。ビールなんてもってのほかだって。 ビールとお好みって最高なのに(笑) 家族のこととか、自分のこととか、いろいろ話しながら食事。 側から見たら、どんな風に写るんだろう。 兄妹?上司と部下?単なる知人?不倫? 兄妹にしたら、話し方が不自然だし(笑) お好み焼き分け合って、アイスクリームを食べさせてる、上司と部下、単なる知人はないしな(笑) 家族の話題で盛り上がってる不倫カップルってのもへんだし(笑) きっと変なカップルだと思われてただろうな(笑) 食事の後、ビル内散策して、 暗くなってきたので、約束していた、観覧車の乗ることに。 「こっちにおいでよ」 「でも〜、偏るよ(笑)」 「いいよ(笑)」 横に並んで座った。彼は私の腰に手を回した。 4分の1位くらいまわった所で、 キス・・・。 それから、何度となく、キスをした。 きっとコレが今日最後のキス。 「もっと、もっとキスしたいよ」 「そうだね」 「Mはどっちに帰るんだっけ?」 「こっちだよ、Iはあっちだね」 2人はここを基点にして、別々の方向に帰っていく。 涙が出そうになった・・・。 彼に気づかれないように、下を向く・・・。 暗くてきっと気づかなかっただろう。 |