表と裏
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2004年08月07日(土)    2人っきり。

ホテルに入った。

部屋は昼間なのに3部屋しか残っていない(笑)

部屋に入り、荷物をソファーに置き、座った。

なんだか落ち着かない。

彼も横に座った。

目が合う・・・。


「やっと、2人きりになれた・・・」


彼の言葉にうなずいた。

互いを求めるようにどちらからともなく、キスをした。

やさしく、激しいキス。

どれだけこの日を待ちわびていたのだろう。

何度も、何度もお互いの唇を求め、抱き合った。


「あっ」
「どうした?」
「シャツに化粧が・・・ついちゃったよ。」


抱き合ったときについてしまった、私の化粧・・・。

彼のワイシャツの肩にうっすらと・・・。


「ごめんね。大丈夫かな」
「なんとかなるよ」
「・・・・」
「お風呂、入るか?」
「うん」


私が先に入った。こんなに狭いのにはびっくり(笑)

彼が入り、私はソファーでボーっとしていた。

彼が出てきて、横に座った。


「ちょっと場所、チェンジ(笑)」
「えっ?」
「自分の左にいてもらうのがいいんだよ」
「うん」


移動していると、彼が私の手を握った。

そして、引き寄せられるように、彼の横に座った。

また、唇を重ねた。

今度は激しく荒々しかった。

舌は私の中に押し込まれ、私の舌を求めてくる。

私も答えるように、彼に絡ませた。

彼の手はボタンをはずしていた。

その手は、ブラをずらし、乳房まで達していた。

キスとは裏はらに、やさしく、包むように愛撫する。


「はぁぅ」


吐息が漏れる・・・。

彼は、私の手を握り、あるところへもっていく。


「コレはMのものだよ」
「うん」


そこには硬くなった彼のものがあった。

握ってそのまま上下に動かしてみると少しビックっと動く。

彼は私を求めている・・・そう、感じた。


「ベットにいくか?」
「うん」


電気をくらくして、

ベットの中で、お互い裸になった。


「愛してる、M・・・」
「愛してる・・・、I 」


激しいキスは、唇だけでなく、首筋から、胸へと降りていった。

何度も何度も繰り返しながら・・・。

彼の手が、私の足を広げた。

その指は一番敏感な所へと滑り込む。


「あっ」


思わず声が出た。


「もうこんなに濡れてる」
「うん・・・あっ・・・」


彼の指はそこだけでなく私の中にもすべりこみ、

はじめはやさしく徐々に激しく動いた。

初めてだった、指でなんて。

ある場所を強く刺激する。

痛いような、でも痛いわけじゃない。

だんだんと今までに感じたことのない感覚が押し寄せてくる。

彼の指がすこし位置を変えた。

その瞬間、一気に不思議な感覚が押し寄せてきた。


「ぅんっ」


体がこわばっていくような感覚になり、

頭が真っ白になった。

指だけで行ってしまったのだ。

めったに行くことのない私が、

指だけで・・・。

少し衝撃だった。


それからどのくらいの時間がたっただろう。

長い時間その状態が続いたあと、


「ねぇ、してくれる?」
「うん。」


私から彼にキスをした、そして、彼がしてくれたように

キスは首筋から、徐々に下に下りていき、

彼のものに優しくキスをした。

決して上手いわけではないはず。

でも、今までの思いをこめて、大切に口に含んだ。


「気持ちいい?」
「いいよ、Mがしてくれてるってだけで興奮する」


そして、


「つながったまま、話そうか・・・」


それは彼と約束していたこと。

私が上に乗って、そのまま普通に会話がしたいと・・・(笑)

硬くなっている彼のものはすんなりと入ってきた。

動かしたい衝動を抑えつつ、

そのまま、たわいもない話をした。

キスもいっぱいした。

でも、我慢できずに、私が少し腰を動かし始めた。

ゆっくり、徐々に激しく・・・。

彼に覆いかぶさるように、なったとき、

転がるように、上下が変わった。


「M・・・」


もう、されるがまま、彼を受け入れていた。

激しく、ただ、激しく・・・。








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