表と裏 |
2004年06月25日(金) 今日で彼に会って、一週間経った。 こんなに深い、濃い一週間をすごしたのは、 生まれて初めてかもしれない。 今日はなんだか違った。 いつもなら、雑談って感じなのに、 なんだか・・・。 そんなコト言わないで、 カラダガアナタヲモトメテル・・・。 ******************************************* 話し出して、数時間たった。 「もう寝る?」 「どうしよう、寝れないけどね(笑)」 「一端お風呂に入ってくるわ」 中断がさらに私の気持ちに拍車をかけた。 お風呂から戻ってきた彼とまた会話が始まった。 出来れば、さっきの会話に戻りたくない。 でもそんな願いは、 今の二人には、無駄なものだった。 そして・・・。 「頭の中はいつもMのことでいっぱいだよ」 「そう、私も同じだよ。」 「何してるのかなとか、いつも考えてるよ」 「携帯のメール教えて」 私の携帯は、普段ロックもかけないし、 家族ものぞき放題。 「どうしよう・・・。」 「いいよ、教えたくなったら、教えてくれたら・・・。待つよ。」 「そうじゃない、教えたいの!でも、でも。」 沈黙の後、私が続けた。 「じゃ、先に教えてくれる?」 「いいよ」 「・・・・・・・・・・・・・・」 携帯のメールアドレス。 受け取ってしまった。 「************」 返した。 「でも、緊急用に使おうな」 「うん」 たとえ緊急用でも、うれしかった。 ウタガイの気持ちとシンジル気持ち。 交差しながら、交わっていくような気がした モシ、ダマサレテテモカマワナイ。 ジブンノキモチヲ、キモチノママニ。 メルアドの交換ですっかりハジケタ。 今まではぐらかしていた気持ちをぶちまけた。 ダイテホシイ、ソウオモッテル。 イヤチガウ、カラダガソウイッテル。 ******************************************** ただ、話したいだけという感情から、 「愛している」 になってしまった以上、 自分の気持ちは正直抑えられない。 でも、自分には捨てられない、捨てたくない現実が。 そして、それを犠牲にする勇気も、 もちろんない。 ただ、同じ想いでいる人が、 遠い空の下にいることだけは事実。 理性と欲望が渦巻く胸の中・・・。 リセイナンテナクテモイイノカモ。 危ない欲望が全身を包んでいく・・・。 |