表と裏
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2004年06月25日(金)    

今日で彼に会って、一週間経った。



こんなに深い、濃い一週間をすごしたのは、
生まれて初めてかもしれない。



今日はなんだか違った。

いつもなら、雑談って感じなのに、

なんだか・・・。









そんなコト言わないで、
カラダガアナタヲモトメテル・・・。


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話し出して、数時間たった。

「もう寝る?」
「どうしよう、寝れないけどね(笑)」



「一端お風呂に入ってくるわ」








中断がさらに私の気持ちに拍車をかけた。

お風呂から戻ってきた彼とまた会話が始まった。


出来れば、さっきの会話に戻りたくない。



でもそんな願いは、
今の二人には、無駄なものだった。





そして・・・。

「頭の中はいつもMのことでいっぱいだよ」



「そう、私も同じだよ。」
「何してるのかなとか、いつも考えてるよ」









「携帯のメール教えて」






私の携帯は、普段ロックもかけないし、

家族ものぞき放題。


「どうしよう・・・。」
「いいよ、教えたくなったら、教えてくれたら・・・。待つよ。」
「そうじゃない、教えたいの!でも、でも。」


沈黙の後、私が続けた。


「じゃ、先に教えてくれる?」
「いいよ」



「・・・・・・・・・・・・・・」




携帯のメールアドレス。
受け取ってしまった。





「************」



返した。



「でも、緊急用に使おうな」


「うん」





たとえ緊急用でも、うれしかった。
ウタガイの気持ちとシンジル気持ち。
交差しながら、交わっていくような気がした



モシ、ダマサレテテモカマワナイ。
ジブンノキモチヲ、キモチノママニ。





メルアドの交換ですっかりハジケタ。

今まではぐらかしていた気持ちをぶちまけた。






ダイテホシイ、ソウオモッテル。
イヤチガウ、カラダガソウイッテル。





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ただ、話したいだけという感情から、




「愛している」





になってしまった以上、



自分の気持ちは正直抑えられない。

でも、自分には捨てられない、捨てたくない現実が。
そして、それを犠牲にする勇気も、
もちろんない。



ただ、同じ想いでいる人が、
遠い空の下にいることだけは事実。



理性と欲望が渦巻く胸の中・・・。





リセイナンテナクテモイイノカモ。




危ない欲望が全身を包んでいく・・・。



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