スイス日記
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2004年06月29日(火) キャロの夢

同僚のキャロちゃん、彼女はスイス人なんですが、お父さんの仕事の関係で、小学校をアメリカで過ごし、中学高校はここジュネーブ、つまりフランス語、そして、大学はチューリッヒに、つまりドイツ語という私から見たら、かなりすごい人生を歩んできた人です。ていうか、すごすぎじゃないですか?スイス人ならたいていの人が、フランス語とドイツ語とスイスドイツ語(多分、秋田弁nativeな80歳ぐらいのおばあちゃんが話す日本語と標準語ぐらいの違い?ドイツ人はスイスドイツ語をきいても何いってるのか全然わかんないけど、スイス人はドイツ語もわかるし話せるらしいということなので。)を話せるので、まあそれは当たり前なのかもしれないけど(それだけでも私にはすごいけど。)さらに英語。しかも、彼女の英語は、ここの大半の人たちのなまってるような英語ではなくて、私にはnativeにしか聞こえない英語なのです。

って、一体彼女は何語で考えて、何語で夢を見てるのか?すっごい不思議じゃないですか?

で、きいてみました。答えはよくわからーん。でした。その時々の状況や、周りが何語で話してるかとかでころころと変わるらしいです。彼女曰く、全部の言葉がパーフェクトではないそうです。英語は小学校で止まってるから、発音とか普段の会話とかは全然OKだけど、難しい語彙はあまりしらないし、文法も自信がないそうです。しいて言えば、10代を過ごしたフランス語が一番考えるのにはラクなんだそうですが、それも、周りの状況で変わるようです。で、英語しゃべってても、ドイツ語しゃべってて、フランス語しゃべってても、周りの人に、あんたは一体どこの生まれなの?ってきかれてしまうそうです。うーん、日本人なら誰もがうらやむトリリンガル(テトラリンガル?)の彼女。でも、それはそれで結構大変なんですね。でも、うらやましいけど・・・。せめて英語だけでもなんとかならんものかと思うけど・・・。

って、書いてたら(@まだ仕事中)、キャロが私のところに来て、何してるのー?って話しかけてきました。だから、今、キャロのことを書いてて、Webに公開するのっていったら、いっつも私のことスパイしてるでしょ!って言ってました・・・。この文章、読みたいそうです。英語で書け!って言われたけど、残念ながら、こんない長い文章英語で書く英語力がないです。すみません。日本語覚えて。
ではではみなさん、明日もよい一日を。


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