スイス日記
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今日は、ハイキングに行ってきましたー。スイスの日曜は昨日も書いた通り、買い物もできないので、仕事以外なあーんにもすることがないんです。で、近くの公園にござ引いて寝そべったり、バイキング(サイクリングのことです。こっちではなぜかみんなバイキングって言うの。これってほんとの英語なのー?ってまたしても???な日々。)にいったり、近くのフランスの小さい街にドライブにいったり(ジュネーブはフランスと隣接していて、隣接しているフランス地域はすっごい田舎なのでほんとにのんびりしてて、すごーくいいところです。)、近くの岩場にクライミングにいったりといったような生活をみんな送っています。スイスって、物価はすごーい高いけど、遊ぶのにお金がかからないので、なんか結局日本にいる時よりリッチな生活(まあ精神的にも含めて)をしているような気がします。
で、今日ですが、フレディー・マーキュリーがいえーいってしてる(熱唱してる?)像があることで有名なレマン湖畔の街モントルーに電車で行って(ジュネーブから大体一時間半ぐらいです。)、MOB鉄道っていう別の私鉄?に乗り換えて、レザヴァンまでいってそこからケーブルカーでソンルーという何にもない山の上みたいなところに行ってきました。で、私が持ってた日本のガイドブックでは、ソンルーからレザヴァンまで戻るハイキングコースがあって所要時間2時間ってあったので、時間もちょうどよいしということでそこを目指したのですが、ソンルーに着いてもどこがハイキングコースかわからない!!これ、単なる道?って感じ。しかも、標識にはここからレザヴァンまで30分って。確かに、ケーブルカーに5分しかのってないので、迂回して降りたとしても30分。確かにとってもリーズナブル。
って、ど、どうするのー。山道入って、日本人山道で迷ってスイスで遭難!とか超はずかしーやん。でも、ここはやっぱり行っとかなあかんやろーということで、山道行ってみました。で、普通の道路に出たり、また山道に入ったり、ただの民家の庭ちゃうん?とかいうところを通ったり、4車線の道路がでてきたり、とわけがわからない道を行きながらも、とりあえず、登ったんだからおりればいいのよーということでずんずんずんずん降りて、無事3時間ぐらいでモントルーまで戻ってきました。って、モントルー?あれ、モントルーまで歩けるんやん!じゃあ、モントルーから30分も乗った私鉄の意味はいったいどこに・・・。
まあ、いろいろありましたが、まだ足が笑っていますが、森林のきれいな空気を吸ったり、花を愛でたり楽しいハイキングでした。で、相方ですが、彼はビクトリノックスっていうスイスのなんかごちゃごちゃいっぱいついてるナイフが大好きで(って、男の人でこれ嫌いな人見たことないですよね。外人のおじさんもよくビクトリノックスのお店のウインドーにおでこをくっつけて30分ぐらい眺めてます。)、今日は彼が昨日焼いたケーキと先週イボワールというフランスの小さい街に行って買ってきたサラミとパンとチーズをこうビクトリノックスで切り分けて山で食べる!そう、これこそ男のロマン、というのをできてかなり満足げでした。彼曰く、今日はビクトリノックスを使うために山にいってんからねー。って、あんた、そうだったの・・・。だから、私がおにぎり作ってもってこっかなーとかいうと、俺はパンを食べるよって冷たく言い放ったのね。
彼は他にも、チーズを削る道具とか山に持って行くためだけのアルミの水筒とか、iPodを持ってるのにiPod miniとか、それ、買ってもほとんどつかわへんやろ!ていうような物ばっかり欲しがります。こういう話を職場の女だけで話してると、イギリスにはこういう有名なジョークがあるのよーって一人のおばちゃんが教えてくれました。 男の子のおもちゃと大人の男のおもちゃの違いは何か?こたえ:値段が違うだけ。 どこの国の男もくだらない役に立たないおもちゃを欲しがるものなんですねー。 ではではみなさん、明日もよい一日を。
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