泡沫の記
DiaryINDEXpastwill


2004年10月10日(日) 大河「新撰組!」から

ドラマにおける役者の格は、そのドラマの字幕の序列でおおよそわかる。

前から皮肉に思っていたのが、歌舞伎では名門の長男で、
いづれは父(現・勘九郎)や祖父(勘三郎)の後を
継ぐであろう、中村勘太郎と
成駒屋、音羽屋、高麗屋ほか名門中の名門の家とは言い難い?
萬屋の、しかも父は役者にならなかったという
中村獅童の格が、家柄とはうらはらに勘太郎より高いということだ。
勘太郎は、新撰組の主要登場人物の一人という扱いだが
獅童は少し間をあけた、中留めに近い別格。

そして今日の留めには、な、なんと伊原剛志だった。
(まぁ、伊原も三谷組系ではある)
今日みたいな日は、土方が留めになってしかるべきだと思うが
肝心の土方はホリプロ・藤原竜也より下の扱いである以上
土方を「留め」には出来ないということか。

15年以上前になるが仕事で、あるドラマの取材で
まだ無名に近かった伊原の隣で、私は撮影を見ていた。
伊原は出番待ち(チョイ役に近い)で、
私は背の高い人だな、でも誰?と思いながらそれでも10分ぐらいは
隣(すぐ近く)にいた。
なんだか気になって、名前を調べたら伊原だったのである。
その後、折りあるごとに気にかけていたが、彼はJACを
辞めてから、芽が出て知名度が上がってきた。
同じ頃に同じくJACを退団した堤真一より、
大物になったのかもしれない。
こんなに有名になる前だけど、その当時の伊原や堤も登場している
写真集を持っている。(というか、私がいた会社で作った)
会社はなくなったが、実際に撮影に使ったフィルムは、
今でも存在する。

        ********

どうにもやりきれない日々が、まだ続いている。
今月末には、死にたくなるぐらいの請求書の束が届くだろう。
怖くて、とても全額を把握していない。
医療ボランティアと称するいわゆる薬の人体実験のバイト、
いま募集がかかっているのは、全部男子のみである。
早く私が参加できるようなものが募集をかけてくれないものか。

心も意識もなにもかも、閉ざしてしまいたい。


波ちどり |MAIL

My追加