泡沫の記
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2004年10月02日(土) 最後の思い出

昨年100周年を向かえた母校の女子校が
来年から共学になる。

昨日、数年ぶりに友人から電話をもらい、明日最後の体育祭を
見に行かないか?と誘われた。
少し躊躇したが、共通の友人とも連絡をとり、行くことにする。

体育祭の締めに行われる、母校名物?の伝統行事、
変形行進(マスゲーム)を見るためである。
多数のOGや友人数人と見た、最後の変形行進。
もう二度と見られないし、母校に行くことも多分ないだろう。
共学になってしまったら、もう母校とは思えない。

わずかに残っていた 古い校舎の階段と廊下・・
かつて 牛乳とヨーグルトの自動販売機が置かれていた、
小さなスペース・・

ちょっとだけセンチメンタルになってしまった。

   **********

昨日から 十何時間かけただろう
いったい 何十回、打ち直しただろう
せっかちな私が、できる限り慎重に言葉を選び
Jへの最後のメールを送信する。
後悔はないが、どうしてこういう運命になるのか。
わたしの原罪はそんなに深いのか。

移りゆく時間の中で生きている今、
すべては、思い出のなかへ・・・


波ちどり |MAIL

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