オレンジの映画日記
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2004年07月26日(月) 【ヒューマン・ネイチュア】2002年公開/フランス・アメリカ


監督:ミシェル・ゴンドリー
脚本:チャーリー・カウフマン
出演:パトリシア・アークエット    ライラ
   リス・エヴァンス        パフ
   ティム・ロビンス        ネイサン
   ミランダ・オットー       ガブリエル

【マルコビッチの穴】【アダプテーション】を手がけた脚本家チャ
ーリー・カウフマンが贈る、人間があるべき自然の姿とは何かとい
うことをシュールに描いた?コメディ。

ホルモンの異常で全身が毛むくじゃらになってしまったライラは、
人間界の中での生活を諦め、森の中で暮らしていたが、そんな毎日
を綴ったものが本となり、都会の生活に戻ってくる。ある日、ネズ
ミにテーブルマナーを学ばせる研究をしている恋人のネイサンと共
に出かけた森で自分を猿だと思い込んでいる男と出会う。ネイサン
はその男をパフと名付け”人間”として教育する研究を始めるのだ
った。。。

やっぱり、脚本家がチャーリー・カウフマンだけあって、かなり捻
った作品だと思うし、毛深い女、トラウマ男、性悪女と猿男の四角
関係をユーモラスに描いていると思うんだけど、何か物足らなさが
残ってしまいました。奇妙さで言ったら、『マルコビッチの穴』の
方が上をいってると思います。カウフマンはやっぱり、『アダプテ
ーション』みたいに悩んでいるのか?

自分を猿だと思っている男を演じているのは【ノッティングヒルの
恋人】でいっつも半ケツをだしているヒュー・グラントの同居人を
演じたリス・エヴァンス。なんかいいんですよねぇこの人、とぼけ
た表情がなんとも。。。本作では自分を猿だと思っている男を演じ
ているんだけど、これがまた巧い!ネイサンに女性を見ても発情し
ないようにしつけられているシーンはかなり笑えた(^^





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