プープーの罠
2006年11月01日(水)

古賀さん

基本的に古賀さんと私は折り合いが悪い。

同じところに打ち合わせに行くにもなぜか現地集合
なんてこともある。
まぁ彼は忙しい人なので、その前に
別の打ち合わせがあったとか
電話中で席を外せなかったとか
そういう理由もあったりしますが、
そんなのは始めから慣れっこなので
私の方もそういうものだと分かっていて
基本的には「先に行きます。」
ちょっとでも押しそうなら「現地で。」
と言うようにしている

けれど、ごくたまに
「もうちょっとかかるので(先に戻りますよね)」
と言うと
「じゃあ待ってます。」
などと言われ一緒に帰社したり、
「用があるからおつかいに来てください。」
と呼ばれて行けば単に
待ち合わせて一緒に帰社する
だけだったりする。

そういう時の古賀さんはとてもよくしゃべり、
些細な日常会話がしたかったのだなと思う。

出向者は私含め何人かいるけれど、
たいていの人は週に何度かは戻って社内で働いているし、
私も会社に席はないけれど毎日、日を開けても1日置きくらいに
何かと用があり、戻ったりする。
彼は今までずっと単身
出っぱなし
なのだ。

Suicaペンギンがほしくてビューカード申し込んじゃったよ
などとケラケラと話す
この人もそういうことがあるんだなぁ
と思うと
誰でもいいから話し相手を探している時のその
"誰か"
に私がなれるってのは何だか
いいなぁ
と思ったりするのです。

索引
「プープーの罠」 written by 浅田

My追加