プープーの罠
2006年03月12日(日)

cocoon

飲みの席での会話の流れでさらりと出てきた
前に付き合っていた人、
話題はそのまま止めどなく別の方向へ流れて行った
けれど、その切れ端みたいなものが私のどこかに引っ掛かって
春先の暖かい風の中
思い出し、
引っ越しを機に大量に処分した
CDにまじって手放した
1枚を買い直した。

それはとても穏やかだった。
こういう暖かい風の中
私はその人と別れたのだった。

音楽は思い出を吸収する。
春はどちらかと言えば別れの思い出の方が多い。

索引
「プープーの罠」 written by 浅田

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