プープーの罠
2005年09月02日(金)

暗示と魔法と、

おなじみ魔法の杖、本屋に寄っては
八木君の気持ちを聞いてみたりして、

『答えはイエス』
『心配いらない』
『大丈夫』


とにかく肯定がならぶ
けれど結局、真意を確かめる術はなく、
まぁ半ば自己満足のためのものですから。

そうだ、
それなら私のことを聞いてみたらいい。
私の答えなら私が知ってるからね。

 私は
 八木君が
 好きか
 ?

念じてページをめくると一言

『それは 妄想 に過ぎません』


妄想?

私の気持ちは妄想?

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「プープーの罠」 written by 浅田

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