プープーの罠
2005年08月10日(水)

お気楽ご気楽

今の職場は日報というのがある。
前にもそういう職場はあったけれど
今の方が完全にシステム化され管理されている。
案件ごとにコードがつき
内容別に時間と数量を記入、それをもとに
仕事の効率と単価を割り出しているらしい。

その日報には、コメント欄
というものがあり、あるからには
何か書いた方がいいのかしら
と、時々独り言めいたことを書いて
みたりしていたのですがどうも
チームリーダーが読んでいる様子。
書いたことに対していちいち
とても俊敏に善処してくれる、
たとえば
『外は暑くなってきたけど室内は冷えていて温度差がある』

だから何だ?
という程度のことに対してまで
 「今の席は寒いですか?
  クーラーが直撃するとかであれば
  席を移動しますか?」
と聞いてくれちゃう。
いやいや、そういうんじゃないです。
夏になったなぁと思っただけです。

ので、余計なことを書くのはやめた
反面、図に乗って言いたいことはいろいろ書いて
いたらどうもリーダーどころか
社長 はじめ 管理職クラス全員が読んでいたらしい。
すごいな、100人クラスの従業員の書いているものを
毎日全部全員で見てるんだろうか。

そしていただいたのは
 『企画営業までできる能力がある』
との評価。

コピーも
お茶汲みも
電話応対も
打ち合わせも
免除され、作業を中断される
事柄は何もない中で言われた
ことだけをやって不満があった
ら文句を垂れれば、その解決を求められ
るのは社員であり私にリスクは何もない。

完全なる傍観者
だから言いたいことをいう
だけで良いのであり、
そういう点ではご多分に漏れず、私も
無責任の開き直り
の上に成立している有能なのだ。

何だか複雑である。

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「プープーの罠」 written by 浅田

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