プープーの罠
2004年09月20日(月)

ある文学青年は思い悩み開き直ってそれを少しずつ吐露する。

朝起きたら父親はでかけていて
にゃんこが私を眺めているだけだった。
しばらく相手をして遊ぶも
昨日から体のあちこちが痒い。
あまり長時間そばにいたことがなかったので
今まで気づかなかったけれど、
私はどうやら猫アレルギーの気配。

いつか自宅で仕事をするようになったら
ミキさんみたいにネコを飼うのが夢だったのになぁ。

新宿に寄ってから帰ろうかと電車に乗っていた
ところに森君から電話があり、
一度新宿で待ち合わせ、私はCDを買い、
それから日も暮れぬうちから
うちの近所のいつも行く居酒屋に行く。

仕事は至って順調のようです。
新しい場所に引っ越し、新しい人も入った。
やはりガン細胞がなくなれば多少は再生するのである。
会社自体が悪性腫瘍なのはまぁ置いておいたにしても。

森君はお酒に弱いわけではないけれど
二人でむちゃくちゃに飲んだことはなく、
だいたい『食べる』メインになるので
居酒屋でなくてもいいのに居酒屋を選ぶのは
こまごまといろいろ頼めて安いからである。

10時にもならないくらいに店を後にして解散、
私はぷらぷらと歩いて帰り、買ったばかりのCDを開ける。
ハニちゃんは今は男の子と遊んでいる方が楽しい様子。

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「プープーの罠」 written by 浅田

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