プープーの罠
2004年05月28日(金)

しあわせなら手をつなごう

今日で二人辞めるので
送別会がてら仕事終ってからみんなで飲みに行く
ことになり、はじめは5、6人のつもり
だったのですが、気が付けば11人。
大人数である。
しかも当の辞める人達は不参加。

とりあえず新人歓迎会という名目にシフトチェンジ、
飲み屋の座敷きで大騒ぎ。
二次会はボーリングに行くことになり、
ゾロゾロと移動。やはり大人数である。

オオサトさんはみんなで飲みに行く時、
当たり前のように私と手をつなぐ。
はじめからそうだったので
単純にそういう手癖がある人なのだな、と思っていた
けれど、どうもそうではないようだ。

移動の時にはわざわざ私の名前を呼び
まるでそれがデフォルトであるかのように
さらりと指と指を組み絡める
いわゆるラブつなぎ、並んで歩く。
かと言って妙な甘い目つきになるわけでもなく
仕事の時の口調そのまんま、
ふつう
のかんじ。
しかしどんなに冷やかされようが無視、
彼が手を離すことはない。

私は、手をつなぐこと自体に
特別な思いはないし
酔った時に人をベタベタ触る
ような酒癖があるわけでもないけれど、
何となく森君と反対側の手をつなぐ。

私はオオサトさん か つじさんと
よく一緒に帰るし食事もする。
仕事上の立場的な都合もあるけれど、
気楽に付き合える一番の理由は
彼らが妻帯者だからであり、
ハナから恋愛対象から除外されている
ということが目に見えて分かるからだ。

何か間違ってる?

索引
「プープーの罠」 written by 浅田

My追加