プープーの罠
2004年05月29日(土)

シャイニーサニーデイズ

今日は大安吉日なのでしょうか。
ドレスアップした人を沢山見た。

昨日やり残した仕事をするために出社。
だだっ広い会社の静寂は少し怖い。
しばらくしてオオサトさんも来た。
スーツじゃない彼は何だかおかしな感じだった。

仕事で使うCDを買いに行くのに付き合ってくれ
と、頼まれたのでついて行くことにする。
"あゆ"を大量に買うなんて恥ずかしくて出来ない
と、彼は言ったが、それが恥ずかしいのは私だって同じだ。
まぁ、一人よりはマシですね、と笑い、
途中ごはんを食べてから行くことにする。

些細なことではありますが、
当たり前のように恩着せがましくもなく
食事代を出してくれる(しかも領収書を切らない!)
今までいそうでいなかった上司である。

ついでにお酒まで飲んでから
タワーレコードでCDを買いあさり、
ちょうどポイント2倍の時だったので280ポイントもついた。
キャッキャと はしゃぎながら
DVDを探したり、本を眺めたり。

大量のCDを抱えたまま、
財布をリュックにしまおうとしているオオサトさんに
私は手を差し出して代わりに荷物を持ち、
ありがとう、と言われて返す。
袋を離す時、指先が少し触れる。
あれ?何だかデートみたいだなと思う。

うつむくとプーマのスニーカーが目に入る。
人一倍老けて見えるけれど
この人まだ28なんだなぁと思うと
また 何だかおかしな感じだった。

会社に戻る道、
やはりドレスアップした人が沢山いて、
オオサトさんは自分の結婚式の話をした。
奥さんは私と同じ年だそうだ。

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「プープーの罠」 written by 浅田

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