うわの空日記


ワルシャワに暮らす主婦ゲラッチの日常です。

2005年02月25日(金) 満足満足

せっかく踊りに行く約束してたのに、有名DJが来るとかで入場料が跳ね上がってたので別の友達が行くと言ってたライブに行く事にした。
フュージョン系、ニュージャズ、ジャンルで言うと何になるのかわかんないけど面白いバンドばっかだよ、との事で。
バンド3つ見れて25ズロチ(800円)ってのにも惹かれたんだけど。

唯一の難点は場所。
ワルシャワでも悪名高いプラガ地区の北のほう。
しかもライブハウスは以前工場だったところをそのまま使ってるんで、荒涼館というか廃屋風というか、なたたずまいもさることながら、大通りからもちょっと離れてて夜1人で行くにはちょっと勇気の要る所だった。(1人じゃなかったけど。)

が、入ってみたら普通にライブハウス。
しかも客層がいい感じ。
学生から30代後半ぐらいまで幅広く居て、お洒落な人が多い。
でもワルシャワの女の子に多い肌の露出度の高いバリバリ戦闘モードな「気合い入ってます!」な服装じゃなくて、古着っぽかったりモードっぽかったり。普段見かけることの少ない人種。

2つ目のバンドから観たんだけど、なかなかいいかも。
ちょっとイギリスのポップ/ロックっぽいのと、フュージョンっぽいのを混ぜた感じ。技術的にはかなり粗雑だけど、ポーでこういう音楽のライブ観るの初めてだし、「おお頑張ってる頑張ってる」って感じで楽しく観れた。

と、思ったら3つ目のバンドで私骨抜き。
すげー! こんなバンドがポーに居たのかー!!!
ジャズっぽい曲調にラップ系のヴォーカルが入るんだけど、時々ゴリゴリとロックになる。
恐くないFaithless、フェロモンの少ないFun lovin' criminalsって感じ?
あっと言う間に時間が過ぎる。

むぅ、いい音楽を言葉で表すのって難しいなぁ。
Rockin' on(日本の音楽雑誌)風に書くなら
「もっとも美しかったF.T-S。そう言った時に我々は何の躊躇もなくこのようにいわねばならない。それは間違いなくFabryka Trzcinyで演奏するF.T-Wを指すのだ、と。そんな風に何の屈託も無く呟かねばならない。そして我々はそこに紛れも無く真後ろからてりつける太陽を見るのだ。」
って感じ。いや、深くつっこまれても自分で何書いてんだかわからんて。

明日も同じ場所で別の3バンドのライブがある。
来週末はパンクライブもあるそうで。
入り浸っちゃいそうだなぁ。すんごい遠いのに。


My追加

日記才人投票ボタン


 < 過去   目次  未来 >


ゲラッチ [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加