ポー語で「叔母、伯母」はチョトカ。短縮形でチョチャ。 この単語が一番ポピュラーだけど、厳密には「母方の姉妹」とか「親の兄弟の配偶者」とか、日本語なら「叔母」か「伯母」でも、ポー語はその辺りを細かく区別する言葉もあるらしい。 ま、大抵どのポー人に聞いても 「あ〜、私、その辺の言葉誰がどれだかよくわかんないんだよね〜」 とか言ってるけど。私のポー語の先生もその辺あやしかったし。
このチョチャって言葉、保育園や幼稚園で先生を呼ぶ時にも使うらしい。 園によっては「パニ」(英語のMsに当たる。既婚、独身関係なく女性に使う)とも呼ぶらしいけど。
道行く女性に声をかけるなら「パニ」。(チョチャはこの場合使わない。) 道行く女性の話を他の誰かにする時は「あの女性」って言い方か、丁寧な言い方なら「パニ」。 ちなみに下品な言い方なら「ババ」(Baba)。日本語のババアと似てるね、使い方も。
このところオリヴィア(3歳児)に「チョチャ」って呼ばれてて、私もおばさんかよーとか思ってたんだけど。 昨日気付いてしまいましたよ。 オリヴィアは24歳の女の子の事も「チョチャ」って呼んでる・・・!!
そう、ポー語には年上の女性への呼称「おねえさん」って言葉が無いのですよ。 シスター(ポー語ではシオストラ)って言葉はホントの姉妹か修道女に使う言葉だし。
なーんだ。今までオリヴィアのチョチャ発言を訂正しようと躍起になってたんだけど(なってたんかい)これでスッキリ。
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