うわの空日記


ワルシャワに暮らす主婦ゲラッチの日常です。

2004年09月20日(月) 夫のやきもち、カエレコールとか

土曜のゲイクラブに関する日記を書こうと思ってたんだけど、面白い日記を拝見したので今日はその話。
ゲイクラブの話はまた後日〜。

小町さんの日記(9月20日)にある、旦那様のやきもちの話。
小町さんの旦那様はどうやらあんまり干渉してこないタイプらしく、小町サン自身は「だだっ広い牧草地で放し飼いにされている牛」状態らしい。
が、小町さんのご友人たちは食事に出掛けても「カエレコール」を受けてすぐ帰宅、温泉一泊旅行でもいい顔されないから一週間のエジプト旅行なんてもってのほか!なんだそうで。

うちの場合はどうかな〜と振り返ってみると。
ゲラ夫も全然干渉してこないですな。でも我が家の場合、私は「放し飼いの牛」と言うよりは「野牛」系なので、干渉などしようものならゲラ夫が酷い目に遭うでしょう。だからもちろん「カエレコール」も無し。ゲラ夫が私を信頼してくれてると、言えなくも無いけどやっぱり「選択の余地無し」な感は否めないなぁ。

が、悲しいかなバッファローは思考能力に欠けるので、
「楽しんでるところ邪魔してゴメンね。まだ帰ってこない? I'm missing you...」とか言われようものなら、速攻で帰途につきそう。
「カエレコール」には変わり無いけど、こういう言い方されたら”自立できない鬱陶しい夫が呼んでる”と思わず、”最愛の人を1人にしてまで私が会ってなきゃいけない人なんて居ない!”とパラダイムが生じる。
案外小町さんのお友達の頭の中もそうなのかも? いい歳した日本人男性がそこまでストレートに「寂しいよぉ!」と言うとは思えないけど、「きっとそういう意味なんだわ♪」とお友達は思ってるのかもしれない。

まぁゲラ夫がこういう言い方をするわけでは無いんだけど。だってカエレコールしないし。ゲラ夫からの電話は帰宅時間の確認ってのが多いからね。しかも「急かしてるわけじゃないよ!」の注釈付き。

但し、こんな私でも友達に一週間のエジプト旅行誘われたらちょっと考えるな。すぐに「行く!」とは言えない。
バッファローな私は、ゲラ夫の稼いだ金で自分だけ旅行に行く事自体には別に罪悪感を覚えないんだけど。(この辺りはバッファローというよりジャイアン。)
でもせっかくいい額のお金出すとか、せっかくの休暇を使うとか、ずっと行ってみたかった所に行くとかならば、どうせならゲラ夫と行きたい。ゲラ夫と行った方が楽しそうなんだもん。

じゃあもしゲラ夫が行きたがらない&でも私はすごく行きたい場所があったら?
きっと1人で行っちゃうなぁ。バックパック旅行の楽しさを味わっちゃってからは一人旅に抵抗無いし。安いユースホステルで他の旅行者と情報交換、観光は別々にしても食事だけ一緒に行くとか、夜だけ一緒に飲みに(または踊りに)行くとかのべったりしない旅行パートナーを現地調達。在米韓国人とチェコで食事とか、フィンランド人と英語カタコトのフランス人とハンガリーで夜遊び、とか面白い体験満載。
それにほら、友達とずっと一緒の旅行って結構鬼門だったりするしね。

友達に(ゲラ夫抜きで)旅行に誘われたら、
1.私もある程度興味のあるところで
2.いざとなったら別行動もOKな友達と
3.ゲラ夫と行っても楽しめない場所に
という条件が揃ってれば行くな。あとモチロン経済状況にもよるか。
友達相手だとゲラ夫に対してみたいに自分の要望を100%口にするのはためらわれるし、でもそれはそれでストレスになるし。100%口にしてなくても充分ワガママ扱いされるしさ。だから途中で別行動OKって人で無いと困る。

あら、何かこんな書き方すると、誰にも旅行に誘ってもらえ無そう。
いやいや、そんなワガママ全開な困ったさんでは無いですよ、私。
だから誰か旅行に誘って!


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