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2005年02月10日(木)
会社を午前で切り上げて、真っ直ぐ帰ります。 昼食を終えたらつばさはお土産を東十条まで買いに行く予定でしたが、昼食の後にお風呂に入る事になり、電車に乗り遅れる事を危惧して、東京駅で買う事になりました。
夢野からはあり得ないほど早く到着の連絡が来ていました。
一つ予定を削ったために時間的には余裕が出来たのですが、お弁当を買うのがもったいないと彼女が弁当を作成中に、一つ小鉢をひっくり返してしまい、創作意欲を失ったようで、後はさらにのんびりとした用意になりました。 東京駅には割とゆっくり着いて、切符が無いため南口で待ってる夢野を迎えに行きます。 なんだか、いつもよりすっきりした顔で夢野は居ました。
切符を渡して、いよいよ寝台特急「富士」に乗り込みます。 B寝台の4つのベッドのうち3つを占めているので、特に下段は両方取っているので、上の人が来るまでは余裕の個室状態です。 乗って間もなく列車は滑り出し、いよいよオフ会込み観光旅行のスタートです。
彼女は生まれて初めて、つばさは十数年ぶり、夢野も何回目かの寝台です。 最初はガラガラに見えた車内も、一駅進むごとに人が増え、いつしか満席になりました。 女性一人旅、家族連れ、社員旅行?彼女は知りませんでしたが、寝台車には浴衣があります。 男性客のほとんどはすぐに浴衣に着替え、待ってましたとばかり飲み始めるので、すぐにご機嫌なおいちゃんで一杯になります。 彼女が急いだロビーカーは既に満席でしたが、景色を眺められると言う以外にはそんなに魅力でも……。 分煙が出来ていないので、長居も出来ないし、男の人で埋まってるのもすごい光景でした(笑)。 トイレは、一般的なJRのああいう感じ(どんな感じ?)で、足腰弱い人はすっ転んでしまうと思われます。 で、おいちゃん達は鍵を閉めずに用を足される方が多く。開けてしまうから止めてください。 20時以降からちらほら寝始める人が増えて、21時になる前につばさ達も寝る事にしました。 上の席の人は既に来ていたのですが、3人連れのつばさ達に気を使ってか、荷物だけを置いて通路の補助席を下ろし、景色を眺めたり本を読んだりビールを飲んだりしていました。 そろそろ限界かな?と思われたので、カーテンを引いたら、すごい勢いで寝る用意し始めたから限界だったんですね(笑)。 ゆっくり横になってから本の続きを読んでいた模様。 つばさは上の段で寝ろと言われていました。 しかし「解禁」になった彼女に拉致られ、しばらくは狭い中で流れる景色を見たり、ぎゅーしておりましたが(笑)、本当に眠くなった彼女に「上で寝たら?」と追い出され(笑)、細い階段を上って眠る事にしました。 寝心地は悪くなくって、つばさは快適でしたが、時間が早くてすぐに寝入れられなくて。 で、きっと、そのためにその後の事件は起こったと思われます。
しっかり寝入った午前1時半。 誰かに肩を触られました。通路側から手を差し入れられているので、てっきり酔っ払ったおっちゃんかと。 見ると彼女がにんまり笑っています。 『びっくりするじゃないかよっ!』 と小声で怒りを表明しましたが、ドキドキしちゃったので、もうなかなか寝られません。 ロビーカーに行って、ボーっとしてみたり。窓の外は真っ暗で見るものはありません。 笠岡駅の看板を見た後に、福山と言う看板を一杯見かけたので、広島に入ったようです。 ロビーカーではおいちゃん達が二人で酒を飲み、じっくり話し込んでいました。 あぷとメール交換しながら時間を過ごし、3時を回ったので寝る事にしました。
後で聞いたら、つばさが片腕を、だらんと死体のように外へ出して寝ていたのだそうです。 下で寝ていた夢野も気づいていて、景色的にどうだろうと思われたので、中へ入れてくれたようなのですが、起こしてからやってくれないから物凄く性質の悪い冗談をされたと勘違いしてしまいました。 戻ってから2時間くらい経ってから、やっと眠れたと思われます。
寝台車初体験の彼女はなんだかんだ神経質になって眠れなかったようで。 「歩く人のマナーが悪くて、うるさ過ぎ」 と言っていましたが、通路を歩く方には、車体の振動音しか聞こえないので、自分の足音が判らないのです。 下段に寝ている人は、自覚するのできっと静かに歩いていたでしょう。
下関に降り立つと、駅員さんが親切に迎えに出てくれていたので、ホームでうどんを食べる事は出来ませんでした。 下にもうどん屋さんがあって、そこで下関のうどんを。 彼女は「ふく天うどん」を頼みました。 ふぐの天ぷらが乗っているの?と彼女に質問したのに、彼女はふぐの形したかまぼこが乗っていると返事したので、つばさは普通の天ぷらうどんにしました。
何だよ、ふぐの天ぷら乗ってるじゃねえか。 しかも一口貰ったら、むっちゃくそ美味いじゃないか。 騙された! もう一杯頼んじゃえば良かった。今でも悔やまれます。
駅を出て、どこに行くかを考えます。 スタバで一服してから、唐戸市場に行くか、ふく祭りの南風泊(はえどまり)に行くか、考えた後に、せっかくの祭りだからと南風泊に行く事にしました。 観光客はおっちゃんおばちゃんばかりでしたが、けっこうな賑わい。 ローカルFM局もやって来ていて、割と古臭くなく。 無料ふく鍋に関しては、すごい人数だったのと、まだ10時を回っていないのに品切れのアナウンスが響き始めたので並ぶのを止め。 市場の品物を見るより前に、1000円で牡蠣1.5kg炭火焼の方を取りました。
牡蠣を網に乗せ、一斗缶に用意された炭火で焼きます。しばらくすると、煮立った泡が牡蠣ガラの合わせ目から溢れ始めます。 いいだけ火が入ると、牡蠣が断末魔のしぶきを上げるので、軍手をはめた手で取って、ナイフの背で叩きます。 合わせ目が開くので、ナイフでこじ開けて身をいただきます。
牡蠣の断末魔攻撃を頭から浴びたりしていましたが、美味しくいただいて。 しかし、1.5kgなので。まず彼女が飽きました。次に夢野が。 でも、美味いな〜〜と思っていたつばさは、腹いっぱいになるまで食べてやろうと思っていて飽きない。
さすがに最初のペースで食べないと、火の入るペースが上がる訳なので、ある事に気づきました。 焼き過ぎかと思うくらい火の上に乗せると、全ての牡蠣が断末魔のしぶきを上げるのですが、その時パカッと、アサリのように開くのです。 「あ。もしや」 口を開けた焼き過ぎと思われた牡蠣の身を食べると。 ( ̄∇ ̄)さっきまではしょっぱかっただけなのに、甘みが加わり、さらに美味い。 まあ、食べなれた人には常識なのかもしれませんが。
彼女に遅れて席を離れた夢野とつばさだけ、これを味わいました。 彼女は後から聞いて、悔しがる事しきり。 ふく天でとんとんじゃ。
最後には、市場を見に行った二人に取り残されて一人で食べていました。 山のような食べガラを一人で積み上げているつばさを見ると、みんな食欲が沸くのか、人が増え始めました。 混み始めたのと食べつくしたので、席を譲り、お土産のふくなどをゆうパックにして各方面に手配し、南風泊はそれで引き上げる事にしました。
実はこの後、もう一箇所行くところがあったのですが、電話をしたらその時間帯はやっていないと言われたので、ホテルに頼んで、チェックインを2時間も早くしてもらい、早々にオフ会までお昼寝と相成りました。
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