清く正しく真っ直ぐな雨。今もまだぽつぽつと雨だれの音がしている。
気温は23℃と低目であったが少し蒸し暑さを感じた。
全国的には気温が高く鹿児島では32℃を超えていたそうだ。
しばらくは10月下旬とは思えない暑さとなり
四万十も明日は真夏日になりそうである。
朝の道では雨遍路さんが二人。雨合羽を羽織り颯爽と歩く。
やはりタイミングが悪く声を掛けることが出来なかったが
追い越す時に会釈をするばかりである。
例え気づいてもらえなくても精一杯の礼儀だと思う。
山里の県道を走ると例の白い秋桜が倒れていた。
雨に打たれたのだろう可哀想でならない。
駆け寄って手を添えてやりたかった。

仕事は順調。朝一に車検予約のお客さんが来てくれる。
東京からUターンして来た人で東京言葉であった。
「だからさあ」「それでさあ」と語尾に「さあ」が付く。
午前中、義父は居室で「国会中継」を見ていたのだそうだ。
午後には姿を見せお客さんの相手をしてくれ助かった。
柚子農家さんであるが昔は稲作をしていたとのこと。
義父と話が合い苦労話にも花が咲く。
経理も順調。保険会社さんから大口の振り込みがあった。
おかげで重量税の精算も出来て何とほっとしたことだろうか。
また他にも支払いのお客さんが二人も来てくれて大いに潤う。
「笑う門には福来る」朝から笑顔でいられて良かったと思う。
降りしきる雨の中、義父は運搬車で宿毛市まで納車に行ってくれた。
例の建設会社さんであるが帰りにもう一台の車を運搬して来る。
支払日は来月の20日なので大いに期待が膨らむ。
どうかどうか順調にと願わずにはいられない。
仕事も一段落しており定時で帰路に着く。
カーブスは月曜にしてはメンバーが少なかったが
いつものメンバーは揃っており笑顔を交し合う。
和気あいあいと何と楽しかったことだろう。
買い物を終えて4時過ぎに帰宅。
今日は学校を休んだめいちゃんがまたクッキーを焼いていた。
今朝はどうしても起きられなかったのだ。誰も責めやしない。
娘も無理に起こさなかった。それが母としての娘の方針である。
夕食後、降り止まない雨を見ていた。
もう薄暗くなっていたが、川向の山並みがぼんやりと見える。
何だか仙人が里に下りて来るような気がしてならない。
ずっと昔「仙人になりたい」と云ったあの人を思い出す。
元気にしているだろうか。随分と長い歳月が流れた。
空は繋がっており同じ月を仰ぐことも出来るが
無色透明になってしまった姿を見ることは叶わない。
※以下今朝の詩
雨
ぽつぽつと哀しみが降っている 空はもうどうすることも出来ない
傘を広げれば受け止める事が出来る いったい何が辛いのか訊くことも そっと慰める事も出来るだろう
たとえ些細な事でも重くなる ちいさな傷であっても痛む 誰も恨んでなどいないが 悲観せずにはいられない
どうしてどうしてどうして 声にならない声が空に向かう 真っ黒い雨雲が首を傾げている
泣きたい時には泣けばいい
やがて秋が深まるだろう 空は高く真っ青に染まる
いつまでも哀しんでなどいられない
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