ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2026年10月15日(木) じゃが芋のきんぴら

爽やかな秋晴れ。朝の寒さもつかの間で日中は真夏日となる。

陽射しはきつく感じたが過ごし易い一日だった。

朝の山道には背高泡立ち草が鮮やかに咲き

芒の穂も朝陽を浴びてきらきらと輝いていた。

やがて「つわぶきの花」が咲き始めるともう初冬である。

37年間通った道であるがどれ程の景色に出会ったことだろう。

この道があったからこそ挫けずに頑張れたのだと思う。


今朝はやっと県道沿いの白い秋桜を写真に収めることが出来た。

幸い対向車がなかったので反対車線に乗り込む。

ハザードランプを点けてそれは一瞬のことであった。

「やっと撮れた」嬉しくてならず胸が高鳴る。


職場に着けば珍しく義父が事務所に居て驚く。

宿毛市のお得意さんから車検を2台も依頼されたそうで

予約のホワイトボードを見ながら私の出勤を待っていたようだ。

二人で頭を悩ませ何とか明日の予約に入れる。

早速午後から義父が車を引き取りにいってくれることになった。

建設会社さんなので仕事に支障が出ないように急がねばならない。


その後は直ぐに籾摺りを始め順調に袋に詰めることが出来た。

今度は「色選」に掛けるため平田町まで運んで行く。

軽トラックに山積みの米袋を見ると拍手をしたくなる。

義父も達成感で満たされたのだろう上機嫌であった。

後は農機具を片付ければ今年の米作りは一段落となる。

大きな苦労であったが順調に終えることが出来て何よりであった。



整形外科のリハビリと診察があり定時で退社する。

自動車専用道路が通れて時速90キロで走り抜けた。

病院は相変わらず混雑していたがU君の顔を見るとほっとする。

私の名前を呼ばずに目で合図するのだった。

一緒にエレベーターに乗ると胸がドキドキする。

私の歩き方を見て痛みが和らいでいるのが分かったそうだ。


診察では医師に湿布を処方して貰いもう安心である。

久しぶりに血液検査をすることになり採血を済ます。

リハビリの予約券も発行して貰ったがもう11月分で驚く。


5時前に帰宅。今日は娘に買物を頼んであった。

「何のおかずだろう」とまるで子供のように楽しみである。

私の好きなカマスの干物や夫の好きな長芋もあった。

「おばあのじゃが芋のきんぴらが食べたい」と甘えるので

「よっし、任せない」と腕を振るったのは云うまでもない。

子供の時から食べていた母の味は今も不滅であった。


夕食後、暮れなずむ空にまた三日月が浮かんでいた。

昨日はナイフのように見えたが今夜は少しふっくらとしている。

月も生きているのだなと思う。きっと心があるのに違いない。


※以下今朝の詩


    芯

  何かひとつ
  これだと云うものが欲しい

  たとえば芯のようなもの
  何があっても
  折れない強さである

  揺らぎ続けている日々
  心細く不安でならない

  これでいいのか
  このままでいいのか

  自問自答を繰り返しながら
  己を信じようとする 

  間違いならば正そう
  非を認めることも大切なことだ

  仕方ないと諦めるよりも
  芯を守り続けようとする

  否定されると辛く哀しい
  生きて在ることさえも
  過ちなのだろうか

  すくっと前を向く
  芯は私を支えようとしている





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