ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2026年10月14日(水) 秋の日は釣瓶落とし

爽やかな秋晴れ。風もあり過ごし易い一日となる。

「強風注意報」がでていて明日の朝は今季一番の冷え込みとのこと。

今朝よりも9℃も低いと聞き動悸が止まらなくなっている。

血圧が高くなり倒れるかもしれないと不安は尽きない。

そうでなくても日中との温度差に堪えているこの頃である。

「まだ10月じゃないか、秋ではないか」と云い聞かせていた。



今朝は職場に着くなり稲刈りが無事に終わったことを知る。

同僚のおかげでもあるが義父はどんなにかほっとしていることだろう。

まだ姿は見えなかったが居室でゆっくりしているようだった。


平田町の信用金庫に用事があり同僚に伝えてから出掛ける。

県道を外国人女性のお遍路さんが歩いていた、

車の窓を開け手を振ると手を振り返してくれ嬉しくてならない。

「頑張ってね」のエールのつもりだったがちゃんと伝わって良かった。


信用金庫では21年前の口座を復活さす手続きをする。

不当たりを出してしまった会社の危機からもう21年も経っていた。

よくもまあここまで乗り越えて来たものだと思う。

会社の謄本さえあれば口座復活は可能であったが

社長である義父の来店が必要だったとのこと。

謄本を見せて私が役員であることが分かり代理だと認めてくれた。

義父とは電話連絡だけで済み何よりだった。

長いこと取引停止の信用金庫であったが

これからはまたおつき合いが出来るようになる。


会社へ戻れば義父が籾摺りを始めていた。

同時に荷造りであるが30キロの袋詰めである。

痛む腰を庇いながら一生懸命に頑張っていた。

中手のお米は早稲よりも美味しく個人からの注文もある。

しかし米問屋さんには卸さず自家用米として保存するのだった。

そのために保冷庫があるが全部入り切るだろうか。

個人売りがもっとあれば収入になるのにと思う。


義父と同僚に声を掛けて定時で退社したが

今日も自動車専用道路が通行止めであった。

立札が出ていたので確認すると明日からは通行出来るようだ。

わずか10分の差であったがやはり高速道路が便利である。


カーブスでは久しぶりにトモちゃんに会った。

仕事が忙しく4時を過ぎてから来ていたそうで道理で会えないはずである。

最愛のご主人を亡くしもう3年目の秋であった。

寂しくてたまらなかったトモちゃんもすっかり笑顔である。

しかし独りきりの家へ帰っても「おかえりい」の声はない。

日にち薬はまだあるだろうかと心を寄せるばかりであった。


買い物を終えて4時過ぎに帰宅。

重い荷物を夫が台所まで運び込んでくれる。

娘の車はなくめいちゃんの塾へ行っているようだ。

そう思って夕食はサニーマートのお惣菜を買って来ていた。

すっかり手抜きであったが娘が居ないと夕食の支度がままならない。


夕食後はまた自室から夕焼け空を仰いでいた。

細く今にも折れてしまいそうな白い三日月が見えた。

「秋の日は釣瓶落とし」で白い三日月が刻々と黄に染まって行く。

まるでメルヘンの世界である。うっとりと西の空に釘付けになった。

「ただいまあ」めいちゃんの元気な声が聞こえる。


※以下今朝の詩


     風

  真っ暗な空から
  ひゅるりと風が舞い込む

  窓を開け広げて
  語り合うのがいい

  風は窓を叩きながら
  内緒話をしようとする
  誰にも云ってはならない
  ふたりだけの秘密である

  風には風の苦悩があり
  どうしようも出来ない
  息をすればその全てが
  風になってしまうのだ

  死ぬことが出来ないのなら
  どのような境遇であっても
  生きることを選ぼうとする

  秋は深まりやがて冬になるだろう

  たとえ冷たい木枯らしであっても
  決して息を止めてはならないのだ

  風として日々を縫う
  風としてひとを想う




 < 過去  INDEX  未来 >


anzu10 [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加